シンドラーのリスト

 感動しました。
 授業でつまらなかった戦争の映画の話をしたとき、授業後、とある生徒が「私もシンドラーのリストという映画を見たけどつまらなかったので、みてほしい」と言われました。
 調べるとNetflixにあったので、マイリストに登録していたのですが、根っからのサボり癖でずっと見ていませんでした。今日、時間もあったので腰を据えてみようかと思って見てみたのですが、さすがスピルバーグ、素晴らしい映画でした。

 内容は第二次世界大戦のユダヤ人強制収容所の話です。企業家だったシンドラーがユダヤ人虐殺を目の当たりにして、ユダヤ人を救うようになる、という簡単にいうとそのような話です。
 ナチスドイツのユダヤ人に対する強制収容の話は、現在非常に多くの映画化やドラマ化があり、多くの人が一度は目にしたことがあると思いますが、個人的にはこの映画は別格でした。
 映画の内容もさることながら、やはり現在のウクライナ情勢によるところも大きいかもしれません。まさに現在の我々のすぐ側にある事なんだと実感しましたね。ありきたりな言葉ですが、現在我々の多くが享受している自由や毎日の悩みというものが、いかに素晴らしいものなのかと感じられました。

 映画を見終わってエンドロールで号泣したのは、初めての経験でした。間違いなく人類にとって永久に残すべき映画の一つといえるでしょう。
 Netflixでは配信は今月末までです。ご覧になりたい方はお早めに。

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