見出し画像

達成感の育て方、あるいは                                       タスク管理、目標管理の在り方(1)

多くの人は上司や先輩から、
タスク管理や目標管理のやり方を学び、
実行し、上手くいかない場合は検証し、
反省や改善を考え、再度計画を立て、
実行し、上手くいくと達成感を得て、
さらに、目標管理やタスク管理を続けて、
人間として、社会人として成長して行く事と思います。

社会人になって、仕事が辛いと考えるのは、
達成感を育てて来なかった人なのではないでしょうか。
達成感が無いので、仕事を嫌々でしているので、
ミスも多いし、言い訳も多いと思います。

ところで、達成感を育てるにはどうしたら良いのでしょう。

成功体験が達成感を育てます。
なので、目標管理やタスク管理が重要になります。

一般的に学生時代に勉強をするのに、
時間管理や目標管理をしてきた人はわかると思います。

時間管理は24時間の円グラフを書いて、
その中を睡眠、起床、食事、学校、クラブ活動、休息、勉強、お風呂など
細かく時間割をすることが多いと思います。
しかし、これでは達成感を得ることは難しいです。

ここで横長の紙に、明日から試験日までの日々を並べて書いて、
そのにやるべき勉強を日々に書いて、時間管理をするのも良いですが、
しかし、これだけでは達成感を得ることは難しいです。

そこで、まず、試験日に目標とする点数を決めます。
絶対に達成不可能な点数、100点では意味がありません。
出来れば、前回の点数と大学などの偏差値から必要な点数を算出し、
頑張れば達成できる点数、または大学合格に必要な点数にします。

試験での目標点数が決まれば、
今度は試験範囲と得意不得意や出来る出来ないなどから、
勉強の範囲と内容と繰り返しの回数を決めます。

そして、大きな範囲のモノや繰り返しの回数の多いモノから、
明日から手前の日付に割り振ります。
出来ればすべての日数を埋めるのではなく、
予備日と言うか、やりきれない日が起きた場合に対処する日を残します。

そして明日から毎日その予定された時間管理に合わせて、
勉強をしていき、その日の分をこなせた場合、
OKなどと書いた付箋などを貼り、終了とします。

そうすると、毎日、目標が達成されるので、
小さな達成感を得ることが出来ます。

もし仮に達成できなかった場合、
出来なかった原因などを調べ、理由を付箋などに書き、
その日の場所に貼り、同じ原因と理由を
出来るだけ手前の予備日に貼ります。
その予備日にやりきれなかった勉強の範囲と内容と回数を書き込みます。

この様なことを繰り返して、試験日を迎え、
試験で出来なかった問題やあやふやな問題を拾い出し、
試験日以降の日々の場所に割り振ります。

そして、試験の結果が出たら、その点数を試験日に書き込みます。
もし、目標としている点数に達成していたら、
この管理は成功で目標管理達成となり、
達成感を得ることが出来るでしょう。

もし、達成していない場合は、
原因を追究し、次の試験日まで新たな目標管理を続けます。

この様なやり方をタスク管理と言います。

難しい方法でもやり方でもありません。

ただし、仕事についてタスク管理を行う場合には、
目標の設定が大変難しいです。

その理由は、上司が基本的な目標を指示してくるからです。
それと、仕事の目標は結果に結びつく目標でなくてはいけません。

Previous:挽回するチャンスはまだある!    
Next:管理者の持つべき技術 → Coming Soon  

関連記事:
管理者の持つべき技術 問題解決の技術     

参考記事:
タスク管理(3)あるいは「流氓の小さな夢」 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?