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仕事について少しまじめな話

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管理者として持つべき技術など 仕事について少しまじめな話を書いています
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2021年7月の記事一覧

管理者の持つべき技術(3)

人を育てられる人を育てる為に必要な技術とは何でしょう。  ものすごく沢山あると思います。  割と忘れていたり、日本人同士だと、当たり前になっていて、 気が付き難い事柄から、記事にしようかなと思います。 計画のない教育は教育とは言えない と言いましたが、管理者のあなたが部下の教育計画を作るときに 一番最初にやらなくてはいけないことがあります。 それは、評価することです。  教育するべき部下の現在位置を見極めないと、 何が足らないのか、何がどこまでできているのか、 わか

管理者の持つべき技術(1)

やくざ世界で、 やくざが続くためには二つあれば良いと言われる事柄があります。  「親父の背中」と「看板」があればやくざは続くそうです。  「親父の背中」は、この人の様になりたい、 この人にならついて行きたいと思わせる人が居る事。 「看板」は、飯のタネだそうです。  食えないやくざについて行くやくざはいないと言う事だそうです。  やくざの看板は色々、暴力や資金や面子や繫がりなど、 それが無いと飯が食えないと言うものをさすそうです。 企業や管理者も同じことがいえると思いま

管理者の持つべき技術(2)

管理者の持つべき技術はたくさんあります。  企業によっても異なりますし、規模などによっても異なります。 管理者の持つべき技術について、 思うままに記事にしていこうかと思います。  そのため、記事の順番は重要な順番などではありません。 人を育てられる人を育てる。 人はどのようにして育つのでしょうか?  育てると言うと、学校教育を思い浮かべる人も多いと思います。  学校教育も重要な技術ではあります。  しかし、企業と圧倒的に違うのが、育てる人数が少ないことがあります。 つま

海外で人を育てる事について

管理者として日本で人を育てる場合、気にしていない事柄があります。  海外で人を育てる場合には、非常に重要な事柄になりますが、 海外で人を育てることに失敗する理由にもなります。 それは、 その国で死ぬ覚悟を持って仕事をする。 多くの日系企業の管理者が、現地管理者を育てられない場合、 このことに気が付いていない場合が多いです。  国内で部下を教育する場合、同じ日本人同士なので、 この国で生まれて、この国で死ぬことは当たり前です。  なので、多くの管理者はこのことに気が付

管理者の心得(6)

管理者の心得としてはこれが最後になります。  管理者は、上司も教育するべし。  部下の教育をすることは、当たり前ですが、  上司も教育できることに気が付いてください。  上司の言うことがコロコロ変わったり、  部下に丸投げして責任をとらなかったり、 上司にやる気が無かったりした場合、 上司を教育することが必要です。  部下を教育する手法ではだめですが、 上司のモチベーションをあげたり、 上司の言動をいさめたりする方法はたくさんあります。  よく観察してみてください。

管理者の心得(5)

管理者ならば、知っていて当たり前の心得 、 知識は金で買える、金で買えない知恵を持て 。 知識はお金で買えます。 法律で困ったら、弁護士を雇えばよいのです。 大学教授にお願いしても良いでしょう。 コンサルタントにお願いするのも良いでしょう。 しかし、目の前の仕事をよくする知恵は、お金では買えません。 現状を確認して、何をどうするのか。 必要な資源は何なのか。 コンサルタントにお願いしても、それぞれの企業のあり方によって方法論はたくさんあります。 その中で自分の目の前の仕事

管理者の心得(4)

企業の管理者に必要な心得は、そう多くはありません。 四番目として、 管理者は、スイッチを持て 。 管理者と言えども、人間です。  怒ることも、あきれることも、悲しむこともあります。  その時、管理者は感情の切り替えスイッチを持っていなければなりません。 怒りに任せて部下を怒るとか、あきれ返って指導を怠るとか、 管理者としてはあってはいけない状態です。  そのような場合、どうするのか。  特に怒りの感情をコントロールするのは難しいです。  アンガーマネジメントなど勉