見出し画像

【2024年4月】「幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く(著)岡本一志」を読んで - ジリリタ

こんにちは、chinです。
幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く(著)岡本一志」について紹介します。

著者について

著者の方は、仏教カウンセラーという領域の方です。
数学科に進学されており、
目次項番の振り方など親近感が湧きました。
文章中でも注目すべきポイントにマーカーが
引かれていて、スイスイ読めてしまいます。

内容について

仏教の教えを噛み砕いて、
こういう行いをして、幸せのタネを撒いておくと、
いずれ自分に帰ってくる。
そして自分が幸せになります。という内容です。

道徳の教科書の、優しさや親切心のような
当たり前っぽいことが書かれています。
でも、普段できていないかも、と思いました。

我利我利と自利利他

その中でも特に印象に残っているのが、
我利我利と自利利他の話です。

地獄でも天国でも食事は同じだそうです。
ちょっと特殊なのが、お箸の長さが1m以上あること。

地獄の住人は体がガリガリだそうです。
必死にその箸で食べ物を口に運ぼうとしても、
うまく食べることができません。
他人のものを横取りしようとする者もいるそうです。
こういう行為を我利我利といいます。

一方、極楽の住人は、自分だけで食事を取ろうとせず、
長い箸で対面の人の口に食べ物を運ぶそうです。
お互いに食べさせ合っているのです。
こういう行為を自利利他と言います。

自分のことしか考えていないと苦しみ。
助け合いは幸せに繋がるということです。

さいごに

理想と現実は違うと思いますが、
一人でも多くの人が自利利他の考え方になると、
世の中はちょっとずつ幸せになるはずだよなー
と思いました。
そのためには、自分から始めよう。と。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?