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あなたと過ごす2回目の誕生日

あなたは誕生日なんて
なんで大切にしなくちゃいけないのかって
薄笑いしてたよね。
その薄笑いから3年後。
私の誕生日を私以上に楽しみに、「絶対この日は空けて!」って抱きしめながら言うようになったね。

人は簡単には変わらない。
私もそう思ってた。今までもそうだった。私もそうだった。
あなたも当然変わらないと思ってた。
私以上に変わらない人だと思ってた。

私の誕生日。
最高のプレゼントと最高のサプライズ。
心が踊った。涙が溢れた。このまま時間か止まればいいのにって本気で思った。
これだけでもあなたは十分すぎるぐらい変わってくれてた。


でも、私はあなたに伝えてないことがあった。伝えるべきだったトラブルを伝えてなかった。


涙ながらに話したね。
怖くて仕方ないと。
毎日が怖いと。
自分が自分を消そうとしてると。


ごめんね、私はあなたに期待することが自分への重荷だったから
期待してなかった。
今までみたいに言葉は発して、行動には移さないと思ってた。

そう思ってた。わずか3秒後。

その瞬間に私の携帯から電話をかけた。
母に。電話をかけた。
私の拙い説明を全部伝えてくれた。

息を飲んでしまった。

あなたが行動してくれるなんて、
ごめんね。全然思ってなかったんだよ。

私がしっかりしててバランスが取れてると勝手に思ってた。


違ってたんだね。
変わってくれてたんだね。


あなたの真っ直ぐな眼
「支えるから。大丈夫。」
何よりも嬉しくて心が痛くも暖かくなった。


ありがとう。
いつも迷惑かけちゃうけれど、
また好きなところが増えたよ。


やっぱりあなたしかいない。
私にはあなたしか居ないね。


心から想ってます。
今までも。これからも。

ありがとう。

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