“普通”ってなんだろう。 「普通の人」「普通の人生」「普通の格好」「普通の髪型」… 挙げれば挙げただけ世の中には“普通”がありふれている。 じゃあ私はどうだっただろうか。 幼稚園の頃から英才教育を受けて、小学生の頃は100点以外のテストは捨てられた。 両親の期待に応えることに挫折した中学2年生で そもそも嫌いだった学校が尚更嫌いになったけれど、 中学3年生で父親が癌だと分かり、余命を宣告された。 当時15歳の私は正義感を振りかざして看護師を目指した。 そこからは両親の思った
あなたは誕生日なんて なんで大切にしなくちゃいけないのかって 薄笑いしてたよね。 その薄笑いから3年後。 私の誕生日を私以上に楽しみに、「絶対この日は空けて!」って抱きしめながら言うようになったね。 人は簡単には変わらない。 私もそう思ってた。今までもそうだった。私もそうだった。 あなたも当然変わらないと思ってた。 私以上に変わらない人だと思ってた。 私の誕生日。 最高のプレゼントと最高のサプライズ。 心が踊った。涙が溢れた。このまま時間か止まればいいのにって本気で思った
私は雨が大嫌いだ。 湿気で髪の毛は広がるし、服は濡れる。最悪だ。 彼と私は職場の上司と部下の関係性でありながら、私は彼になにか特別な感情があった。 彼はいつもクールで表情一つ変えない、どこか淋しげで刹那的な雰囲気を醸し出していた。 不思議なオーラを纏っていた。 私が入社したその日。 彼から「なぜこの仕事を選んだのか」と聞かれた。 私は「自分の経験や思いを伝えられる仕事に何よりやりがいを感じたからです。」と無難に答えた。 いや、きっと答えてしまったのかもしれない。 無難で突
はじめまして。chimuです。 そのらへんにいる女の子…と言いたいところですが、 なかなか「普通」という言葉には かけはなれた人生を送っています。笑 そんな私が高校生の頃から趣味でエッセイ投稿をしていました。 周りの顔色や反応を考えずに ありのままの等身大の私の気持ちを伝えられる エッセイが大好きです。 私の綴る言葉が誰かにそっと寄り添う。 そんなエッセイを投稿出来ればと思います。 良かったら覗いて見てくださいね。 よろしくお願いします。