子供との会話が苦手なママ(=私)でもできる楽しい会話方法
大前提、子供とキャッキャして会話するのが苦手な私。道村家は仲良いけど、お母さんと買い物に行くとかそういう関係じゃなかったし、小さい時もおままごとをやるより、お絵描きしてる方が記憶が多いから、なんというか、歌のお姉さんみたいなコミュニケーションはちと苦手なのです。
「たくさん話しかける」と「静かに見守る」はどちらがよいのか?
かなり前にEテレの「すくすく子育て」でこの2択が紹介されてました。(子供を産むより前の記憶なので言い回しは曖昧ですが)
圧倒的に後者しかできなさそうな私はヒヤヒヤしながらこの回答を待ったところ、結果は両方正解。
親が愛情を持って接していれば、その雰囲気は子供に伝わる、とのこと。私は胸を撫で下ろしたのでした。
さぁ、娘が話し始めた。私はどうする?
2歳を過ぎて一気に言葉が増えた娘。(もうすぐ3歳!)
(2歳の誕生日にディズニーに行った時の写真)
声かけが苦手な私でも簡単にできていることを3つ紹介します。
①おうむ返し
子供が言ったことをそっくりそのまま言ってあげる。
単語ひとつでも繰り返して言う。
文章もそのまま同じことを言う。
「あんぱんまん!」→「わ、ほんとだ。アンパンマンだ!」
「しゃぼんばなやろうね!」→「そうだね、シャボン玉やろうね!」
「みどちゃんは、エルサなんだよ。」→「そうかぁ、みどちゃんはエルサなのかぁ。」
「ボールをあそんだんだよ。」→「ボール“で”遊んだんだね!それは楽しいねぇ。」※“で”を気持ち強調する
“てにをは”や単語を間違えているときは、しれっと正しく言い換えてあげることで子供はそのままインプットしてくれるし、繰り返すだけなので超楽です。
②同じ質問を何度も聞く、答える
言葉とともに色んなことに興味を持ち始める時期。
そして、小さな成功体験がとにかく楽しい時期。
延々とグルグル回ったり、滑り台をひたすら繰り返す行動は、「できた!」という体験が嬉しくてそれを再現してます。
大人から見たら「飽きない?」って思うことも子供にとってはディズニーランドぐらい楽しいので、やめさせるのではなく繰り返させてあげることが大事。
言葉も同じなので、
「これは?」→「トラックだね!」
「これは?」→「駐車場!」
「これは?」→「お洋服屋さん!」
とか。これだけで保育園から家まで帰れます。
一見つまらなさそうだけど、「これは?」と聞かれたものが何て言うか迷ったりすることもあるので意外と大人も楽しい。
「これは?」→「え…、小道!」
「これは?」→「うーーん、タトゥー屋さん笑」
※タトゥー屋さんは下北沢にありますw
単語を覚え始めたらあえて知ってる単語を聞くのもとてもよい!これも成功体験になります。
ご飯のときに具材を聞くのもよくやるな。
ポイントは子供を先生のように扱うこと。
「お母さんに教えて〜」と言うと得意げに答えてくれます。
で、いちいちめちゃくちゃ褒める。←これ大事
逆に注意するのは、正しく答えてあげること。
スポンジみたいに吸収していくので、ちょっと面倒だなと思ってテキトーに答えるとそのまま覚えちゃいます。
ひたすら質問されて、ズッキーニを「これはきゅうり?」と聞かれたとき、うっかり「そうそう」と言いそうになったときに「これはズッキーニって言うんだよ。きゅうりにそっくりだね」とちゃんと教えたところ、数日後にズッキーニを見て、「きゅうりにちょっと似てるね。」と言われてプチ感動しました。
③行動や情景を言葉にする
子供が話してなくても声かけのチャンスはある。
子供の行動やその時の情景を言葉にするのです。
「雲がいっぱいだねぇ」
「ほら、わんわんがいるよ!何色かな?」※②の質問との合わせ技
「みどちゃんは絵本が好きなんだね」
「見て、可愛いお洋服がいっぱい!」
「大きいショベルカーだなぁ!」
「(テレビ見ながら)わぁ、シャチさんかっこいいねぇ!」
とかとか。なんでもいいから見たものや思ったものを口に出す。
テレビ見てる時も自分の感想をできるだけ伝えるようにしてます。
面白いのは、このときの口調や言葉尻のイントネーションがそのまま子供にうつることw
ざっとこんな感じでしょうか。
最初に「すくすく子育て」で見守る愛情を肯定してくれたのがとてもありがたかった。
キャッキャしてくれる素敵な母ではないけれど、子供の言葉をちゃんと聞いて反応してあげられる母にはなれました。
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