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【親必読】歯磨きしても虫歯はふせげない…!小児歯医者に効いた虫歯予防方法

私の虫歯治療ついでに、3歳の娘の歯科検診へ。
コロナで区がやっているフッ素塗布も半年できてなかったし、バタバタと11月に引越しをしたので近所の小児歯科を試してみる、という目的もありました。

ところが、ここの小児歯科の先生がとてつもなく熱心で、歯医者の施設は子供向けの設備がめちゃくちゃ充実しているし、子どもに対しての問いかけや対応も素晴らしい。

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初日は、こんな感じで基本的なレントゲンなどの診察をしたのですが、「次回はみどりちゃんに何で虫歯ができるのかを45分授業するからね。」

…45分!!w3
3歳の子どもに45分も講義するんかいww

「お母さんは5日間だけ食べたお菓子を記録してください。ジャムとかも砂糖が入っているから書いておいてくださいね。」
「はいっ!」と意外と真面目な私は細かいのも全部書いて翌週2人でまた歯医者にへ。

そして、先生とテーブルに対面で座って講義スタート。(もちろんマスクして)

みどりにもたくさん問いかけをしてくれたものの、3歳が45分ずっと聞いていられるわけもなく、結果母の私がめちゃくちゃ学んだわけですが、目から鱗の話だったのでこれは残さねば…!と、久々note。

虫歯にさせたくない親必見です…!

虫歯になる3つの原因

①虫歯菌
②砂糖
③歯の柔らかさ

砂糖を摂取することで、虫歯菌が発生する。
さらに虫歯菌が溜まり続ける場所や柔らかい場所に虫歯ができる。

虫歯の原因を対策するには?

①虫歯菌←歯磨き
②砂糖←お菓子の管理
③歯の柔らかさ←フッ素

と、こうなるのですが、効果があるのは③→②→①の順番なのだそうです。しかも圧倒的にこの順番。

フッ素、フッ素…とにかくフッ素!

歯を硬くする効果のあるフッ素。
これが最も重要。
海外では水道水にフッ素が入っているぐらい虫歯予防が進んでいるのに、先進国で日本はかなり遅れていて、虫歯になる率も非常に高いんだとか。。

フッ素はミネラルのようなものなので、料理と一緒に口に入れ続けていれば歯を堅くできる効果がある。ヨーロッパなどではフッ素入りの食塩もあるぐらいだそうです。
ぶっちゃけ、これで虫歯予防の9割ぐらいはできる、とのこと。

次に効果があるのは、フッ素入りの水で毎日ブクブクうがい(1分間)をすること。
3ヶ月に1度のフッ素塗布だけだとやはり不十分。

ということで、みどり用にフッ素液とボトルをいただき、毎日お風呂前にブクブクうがいの習慣をつけさせることになりました。

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虫歯予防に対する歯磨きの効果はたったの1割…

ちなみに、フッ素入りの歯磨き粉のだけでは1割ぐらいしか効果がないそうです…。
えぇぇぇぇ、毎日あんなに歯磨きを促して頑張って仕上げをしているのに!

結局、歯ブラシでは、歯と歯のすき間はとどかないし、歯の溝も磨けない。
虫歯菌をざっくり取り除くにはいいけど、どんなに歯磨きを頑張ってもお菓子(砂糖)の接種の仕方で虫歯にはなってしまう、とのこと。

虫歯になるお菓子とは?

THE砂糖!!!

料理に使う砂糖はそこまで多くないからよいけど、お菓子に入っている砂糖は大量。歯を溶かす最大の原因。

むしろ、じゃがりこなどのスナック類やおせんべいは砂糖が入っていないので実は虫歯の原因にはならないんだって。

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これがみどりの食べたお菓子たち。
あまりお菓子をあげてないつもりでも、手作りリンゴバターには砂糖がたんまり。。。毎朝食べてたよぅぅ。。。
トイレのご褒美にしていたチョコもアウト-。

りんごなどの果物はもちろん砂糖じゃないので問題なし。

ポイントは、口の中の砂糖の滞在時間

お菓子の中でもNGランキング上位は、
ハイチュウ、キャンディ、ガム、ラムネ、グミ、チョコレート
どろっとしていたり、口の中に残る時間が長い。砂糖が歯に触れ続ける時間=歯が溶ける時間なんだってさ。

まだ、マシなお菓子は、
ゼリー、プリン
口に残らず、そのまま胃につるんと入ってしまうからだそう。飲むゼリーのタイプは✖ですって。

で、衝撃だったのが、子どもの虫歯の原因で最も多いのは、
ヨーグルト、飲むヨーグルト、ヤクルト

!!??
R-1とかもそうだけど、健康に良さそうに見えてめちゃくちゃ砂糖が入っている。しかも口の中にまったりと残るタイプ。
飲み食いするなら砂糖ゼロのタイプやキシリトール(むし歯予防効果が証明された甘味料)を使ったものにしてください、と。

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ジュースも、100%果汁なら砂糖なしなのでOK。果汁30%とかのよくあるジュールは砂糖たっぷりなので避けてね。

…と、ここまで書いて全部は排除できないと思うし、これからクリスマスでケーキ食べるじゃーん、という方。
せめて週の半分はお菓子の砂糖接種を控えるようにするだけで全然違うそうです。

我が家のお菓子管理の改善は、
①トイレご褒美のチョコをおせんべいにする
②毎朝のリンゴバターを砂糖なしで作る
③おじいちゃんがたまに買っちゃうジュースを100%にする
です。

これを意識して今日からまた5日間記録をつけることになりました。(スパルタ!w)

でも、これで虫歯ができなければ万々歳だし、フッ素がいかに大事かが分かったので、フッ素入りのブクブクうがいを徹底させよう。
(いつか日本の水道水にもフッ素が入りますように!!!)

45分の講義を終えたみどり。頑張ろうね。

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余談、35歳からは歯周病に気を付けて

「さて、そろそろお母さんは歯周病に気を付けないといけない年齢ですね」

歯を支える内部の歯が溶けていくことが歯周病。原因は砂糖だけど虫歯とは全然違って、土台が崩れると将来歯がどんどん抜けてしまって大変。
ってことで歯周病チェック。

幸い、現時点では歯茎が少し腫れているぐらいで、しっかりと予防すれば対策はできる、とのこと。
3ヶ月に1回しっかりと歯垢や歯石を取り除くことが大事。

「先生、、私アイスクリームが大好きで、やめられませんw」
「じゃあ、おばあちゃんになってもアイスクリームを食べ続けらるようにしっかりと歯と歯の土台を守りましょうね」

ついに、健康なおばあちゃんになるための対策が始まった!!
なんか歳を感じる…!!ww

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