インフレは宇宙の真理か?人口減少・経済・法律・生命・宇宙

自称下ネタ界の米津玄帥。下らないコンテンツばかりひねり出しているバーチャルチン〇ポッティですが、noteでは割と賢者モードで思ったこと考えたことを書き留めています。
今回はタイトルにあるような人口・経済・法律・生命・宇宙といったテーマでまだ体系的にまとまってないけど、なんとなく思ったことを書いていきます。

以前書いた↓の記事と少し内容かぶっているかもしれません。https://note.com/chimpotty/n/ne1b6b39ab2ac

移民すら来ない日本の人口半減計画

https://twitter.com/gjmorley/status/1306999213239070720?s=20

https://twitter.com/gjmorley/status/1306816702542299138?s=20

ツイッターでモーリーさんのこのようなツイートがありました。人口減少の解決案として、また日本がより洗練されて国際的な社会となるようモーリーさんは移民を推しているようです。しかしあまり同意できないし現実的でない気がする。(モーリーさん自体は好き)
そもそも、日本の文化が好きとか憧れを抱いている人以外で、外国人が日本に来て働くメリットはあるんかいな?
昭和平成だったら本国で働くより、日本で働く方が過酷でキツイとしても、賃金がいいということで成り立っていただろう。だが各国が経済成長し、一方デフレのまま賃金水準が上がってない日本、国家間の経済格差は縮小している令和ではその図式は成りたなくなってきているんじゃ?
ネットも発達し、「日本は出稼ぎ先として大して稼げない、スキルもつかない、だけど奴隷のように働かされる…」というレビュー☆1状態になりつつあるのでは?
それこそ、日本語学校通えば「家賃無料」もしくは「毎月ウン万円支給」ぐらいしないと数千万人という数を呼び込むのは難しいかもしれない。
というかそんな手厚い保護するんだったら日本人にくれよ!ってなるしそれこそ赤ちゃん生まれたら成人するまで家賃タダ、または毎月ウン万円支給としたら人口減少なんてすぐ解決しちゃうだろね。

以上前置きですが、色々な要因が絡み合って、もし「日本の人口半減計画」というものがあったら、ものの見事に成功しているわけです。
人が生きていくリソースを国策として出し渋る…それどころか削っていく。
それが平成以降の日本。
一度政治家先生や官僚たちに日本の人口は何人ぐらいが最適としているか聞いてみたいものです。居住可能面積、食料・エネルギー供給量などで決まってくるんでしょうけど、まだ減らしていきたいのか、全然減らす意図ないのに減っちゃってるのか…全然分からん。
個人的には食料輸入が保てるなら1億人はキープした方がよさそうだと思います。特に根拠はないですが、減っていく過程を生きる人たちはしんどいです。


人口減を防ぐためにひとまず脱デフレ、ゆるやかなインフレを目指すしかない

とりあえずこれ以上は日本の人口は減らさないとうスタンスで話を進めます。付け焼刃的な施策は色々あると思います。高校無償化、育児休暇、婚活アプリ…他なんかあります?

ただやはり資本主義社会でやってる以上、結局が金がなきゃダメです。食料供給量自体は足りてそうですが金が足りずにご飯が回らないということはあるようです。
ベーシックインカムでも何でもいいので、金を刷って新たに人が生きていくリソースを出してほしいもんです。

素人の単純計算だけど現在日本円は2400兆あるとして年2%のインフレを達成しようとしたら毎年50万(1億×50万≒2400兆の2%)ずつ一人ひとりに配るのを何年か続けないといけないとダメだと思ったんですがどうなんですか?

といった議論はもう散々され尽くしているはずですが、インフレ(厳密にはハイパーインフレ)が起こることに心理的抵抗感ある人は相当多いだろうし、仮に国民投票してもいわゆる緊縮派(金は刷らない財政黒字目指す派)が勝つでしょう。
このインフレ恐怖症といってもいい心理状態になってしまう要因。幾つもあると思いますが、「誰でもすぐ分かる要因:①義務教育」と「あまり指摘されてないけどかなり影響力でかそうな要因:②法律」を二つ推察してみます。


インフレを阻む要因①義務教育

おそらく中学の社会の教科書で第一次世界大戦後ドイツ、ハイパーインフレ、パン買うのに札束、結果ナチスが生まれる。という連想で強烈にハイパーインフレに対するマイナスイメージを植え付け、政府がお金刷るのはよくない!と考えている人は多いでしょう。別にその通りなのでいいんですが、ただちょっとマイナスイメージを強烈にしすぎたし、刷った量や計算式も分かりやすく載せるべきだったとも思います。物事には程度があります。

現在のデフレ日本の状況で、ハイパーインフレを危惧するのは、
日照りで田畑がカラカラで作物育たない状態で、100%雨が降る雨乞いの踊りをしようとしたら「洪水で家が流されるからやめろ!」というみたいなこと。
またはガリガリの子どもに三食+おやつを上げようとしたら「肥満になって成人病になったらどうするんだ!」とキレるようなもんですね。

将来起こるかもしれないリスクが怖すぎて結果現在の大事な生活を犠牲にして将来自体なくなってしまう行動、あるあるだと思います。

円の供給量なんて蛇口で捻るように完全にコントロール化あるので洪水が起こる…肥満になる…ハイパーになる…前のほどほどの所で止められるはずです。え?コントロールできない?仕方ない。AIに任そう。


インフレを阻むもの②法律

法律も素人なんで見えてる範囲でしか言えませんが、金額に関する規定が「インフレが起こらない」前提で設計されていることが多くないですか?

と思って少しググってみたら罰金等臨時措置法というものがありました。

wikiによると1949年に制定されて1972、1991に改正がある。20年おきに改正してて、流れ的に2010に改正しておかしくない…けどしてない。まあ物価上がってないから罰金だけ上げられても困るけど。

所得税はどうでしょう。


画像1

wikiにあった表のスクショですが興味深いですね。改正のタイミングもムラがあるし、細かかった区分けを大雑把にしたと思ったら、また細かくなってきたり。
ただ税率10%以下の低所得ラインが300万ぐらいってのは1989年からほぼ変わってない。これもこの30年経済成長してないからこういう結果になったとも言えますが…。

鶏が先か卵か先かみたいな話になっちゃいそうです。インフレが起きないからその想定で法整備してるのか、法律がインフレを想定してないからインフレを起こさないようにしてるのか。少なくとも法律を制定する人たちの頭にインフレが起きる想定はあまりなさそうです。それどころか、インフレ起こしたら大幅改正しなきゃいけないので、インフレ起きて欲しくない…。

なんて思ってる人がいたら…

それが権限強い人で経済分野にも意向が効く人だったら…

ぞっとします。

極端な言い方すると法律をいじりたくないがため
低所得層は年収300万以下という固定値ラインを変えたくないため

日本経済を委縮させ日本の人口を減らしてるわけです。

全部想像なんで実際は知りません。

法律家はプログラミング学べ

多少話は逸れるんですが、プログラミング経験ある人からするとこういう、罰金だったり税の設定の仕方ってかなり間抜けだと思います。


※僕はiPhoneアプリをコード書いてリリースしたことあるのでプログラミングなら多少分かります。

例えばめっちゃ簡単な例だとRPGゲームとかでファイアという魔法のダメージがどのくらい出るかの式を出す時

レベル30未満=100ダメ
レベル30以上=200ダメ

と出しているようなもんです。魔力の数値や敵の耐性で変化もしない固定ダメみたいな設定です。どんなにレベルを上げても30超えたら200で固定。クソゲーやん。

普通は

(100+魔力*2)-(魔法防御*2)


固定で100ダメ出て、そこに魔力を倍にした数値を足し、くらう側の魔法防御を2倍した数値を引く。みたいな式になります。

じゃあこれを所得税にしてインフレ(レベルアップ)を起こるものと想定した場合は例えば

平均所得の60%以下は所得税10%

みたいな式になります。別段難しくないしインフレが起きても改正しなくて大丈夫です。

ある目的や意図があって式やルールを設けても、思わぬバグが起こるというプログラミングでは当たり前のことが、政府が作る法律ではその意識が低いような気がします。

法律ではないですが、GoToイートキャンペーンのトリキ錬金術

これなんて正にプログラミング経験皆無な素人のルール設計という感じですね。しかもその設計ミスを各店舗側に押し付けるという…。ゲームのバグ技をゲーセン店員に監視させて封じるみたいな。ひどい。


インフレは宇宙の真理?

インフレーション宇宙論―ビッグバンの前に何が起こったのか (ブルーバックス) 佐藤 勝彦 https://www.amazon.co.jp/dp/406257697X/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_77QFFbMTXCPK5

この本の内容は半分も理解してないし、ここから書くことは暴論だけど、結局インフレはこの宇宙が誕生してから138億年間ずっと起きていることで、それが宇宙の真理、自然の摂理。なのでやたらインフレって言葉を使ってますが宇宙の真理なんだからいいでしょ!ということです。
ビッグバンから現在も宇宙は拡大を続けているそうです。太陽、地球と人間の寿命からすると安定して永遠のように感じますが、爆風が起きてその中でつむじ風が起こってぐるぐる回っている埃みたいなもんだということです。

インフレがベストじゃない、大事なのは循環

さんざんインフレ言ったけど、それは飽くまで循環を促す手段です。金の天下の回りものといいますが、回ってこそ、循環することがその存在意義だと自分は思います。以前書いた記事でも触れたように自然減価型地域通貨なら勝手に回っていくんですが、デフレ状態だとどんどん一箇所に溜まってとどまり、循環が停滞していきます。
つまりインフレとは循環させるためのひとつの手段ということです。徐々に価値の目減りするものなら貯めておいても得はないですから。どんどん色んな物に使っていった方が個人のプレイヤーとしても得する。社会全体もお金が回る。個と全体の利益が共生できます。

生命の本質は循環と型の維持により時間の流れ(エントロピー増大)に抗うこと

循環というのはお金や経済に限った話でなく自然や生命でも自ずと備えている機能です。そのぐらい普遍的なシステム。じゃあ何のため循環しているかというと型を維持し、時間の流れ(エントロピー増大)に抗うことだと↓の動画を見てて思いました。


放射性炭素年代測定なんかだと分かりやすいかなと思いましたが、形あるものは全て時間とともに壊れてくということでしょうか。

ただ生命というものは個体としては老いて死んで分解されて、エントロピっておしまいですが、子供を作ることで新規の型、新たな秩序を形成します。

個としては崩壊していきながら種としては循環しながらエントロピー増大に抗って型を残している。
それに意図せず型をコピーする過程で伝言ゲームのようにちょっとずつ元型からずれていく「進化」という機能も備えている。完コピなら環境の変化に耐えられず絶滅するでしょう。

生命すげえええ!究極の設計って思わっちゃいませんか?

インフレーション宇宙論では、この宇宙はユニバースでなくマルチバースの可能性も書かれてました。
つまり138億年前のビッグバンは実は10回目のビッグバンかもしれないし、10兆回目かもしれない。宇宙が誕生し、拡大し続け、やがて宇宙が縮小し始めると何個か新たな宇宙を産む。いうならば宇宙ガチャ。生命が生まれたのは神の奇跡と感じるかもしれないが、何億回も宇宙ガチャした結果だから奇跡的設計なのは当然かもしれない。

いかに人間の営みを自然の摂理に近づけていくか

経済から宇宙と転々としたけど、帰結としては…
この宇宙に自然に出来上がった仕組みやシステムは究極過ぎるので、もっともっと人類はその仕組みを解明していかなきゃいけない。
一方人間が意図や目的があって思いつく仕組みやシステムは、プログラミング素人までとはいかないが、ザルだったり、作った人の業界に有利だったり歪なことが多い。

なので物理法則や生態系システムでなどで解明したことをいかに人間の仕組みシステムに落とし込んでていくか。
安直な例だと働きアリの一定数は働いてないけど実は集団を維持するために合理的とかです。

そうして上でやっと持続可能な発展、SDGsとやらが達成できるんだろうと思います。
地球環境のためと色々新しい施策やらルールやらありますが、歪で自然から離れた設計のものはバグばかりで望むような結果が得られないでしょう。

個人的にはほぼ現代地球人が共有していながら明らかに歪な形になってる資本主義経済を変えなければ、環境格差差別その他諸々うまくまとまらない気がします。金持ちにお金が集まるのではなく全ての人にお金が回り続けるようになってほしい。

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