見出し画像

2022年映画ランキング


去年楽しかったので今年もやります。
わーい!

観た新作はたぶん26本。うち1本は配信で。


ワンピース
すずめの戸締まり
ラストナイトインソーホー
コーダ
ザリガニの鳴くところ
みんなのヴァカンス
ノープ
ブラックフォン
リコリスピザ
マイブロークンマリコ
コナン
シング2
ベルファスト
Kay/終点は海
とおいらいめい
この街と私/霞立つ/くさいけど愛してる
ほとぼりメルトサウンズ
アリスの住人
ハウスオブグッチ
フレンチディスパッチ〜
明け方の若者たち
オジキタザワ
明けない夜とリバーサイド
沈黙のパレード
ラム
ナイトメアアリー

2022年映画ベスト5
(自分調べ)

5.ブラックフォン
4.ベルファスト
3.ノープ
2.みんなのヴァカンス
1.リコリスピザ

5.ブラックフォン

 なんか楽しかった!!子供が誘拐されて地下室から脱出を試みる話。地下室には断線した黒電話があって、その電話が鳴って出ると、既に殺された同級生やいじめっ子が脱出するヒントをくれるっていうお話。
 友達が誘ってくれたのでわたしはろくにあらすじも知らず、怖いやつって認識でした笑
 観てる時ハラハラしたし、観終わってスカッとしたのでなんか好きでした。確かに誘拐犯については動機とか何者なのかとか掘り下げられてないけど、本質がそこじゃない気がしたので無くてもわたしは気になりませんでした。少年が仲間の力を借りて敵に立ち向かっていくのが楽しかった。あと味方は幽霊?もう死んでるからそっちが脅かしてくるっていう笑。イーサン・ホークって全然わかんなかった。仮面してるからか。連続殺人犯を見たかったら退屈に感じるかもしれないけど、前向きなホラーって印象でわたしは好きでした。

 観た時の感想はこちら


4.ベルファスト

 なんだか見終わった後の帰り道が色づいて見えたので4位。監督の幼少期を半自伝的に描いているそう。だからなんか細部が鮮やかなのかしら。こういう時代の人たちっていうより、親戚や近所の人たちを見ている気持ちになった。
 1969年、アイルランドのベルファストで起こったプロテスタントとカトリックの対立を、少年目線で描いた作品。歴史をほんと勉強しとけばいいんだけどね…。同じキリスト教でもその二つがあるってのは聞いたことあんのよ。でもなんで同じキリスト教なのに争うの!ってなってました。勉強しますわ。
 オープニングが好きだった!カラーから始まって当時のベルファストへ舞台が切り替わって、そこから平和な街が描かれてからの、戦争の始まり。このコントラストで一気に惹きこまれました。
 一番好きなのはおじいちゃんとおばあちゃんの会話〜!ちょっと内容はあんまり覚えてないんだけど、ウィットに富んでて好きでした。あとなんか画面の下の方で誰かと誰かの会話を映してたのがなんか頭に残ってる。
 お母さん?だったかな、ベルファストから出たくないって言ってて。あと主人公の子も嫌だ嫌だって泣いて言ってたのが胸に残っている。
 わたしは引っ越しが多くてあまり1箇所にいた記憶がないから、トータルで一番長いところも上手く馴染めなくてあんまり愛着ないし、だから、故郷を愛する気持ちが、自分にとってはすごい新鮮で、羨ましいなと思いました。
 曲もよかった〜!しばらくずっと聴いてた。背景をもっと深く知ったらより楽しめるかもしれない。

 観た時の感想はこちら


3.ノープ

 ゲットアウトからファンです。めちゃくちゃ面白かった!IMAXで観たらもっと良かったんだろうけど!それを抜いても面白かった!
 後から実は関連してくるアイテムのさりげなさ。それぞれのキャラクターの憎めなさ。子役とチンパンジーの事件との関連性。エンタメとして利用していたチンパンジーの逆襲と、撮影用?に飼育している馬と、この未知の物体がなんだか繋がって、考えちゃうんだけど、それがメインじゃない感じ。いろんな要素はあるんだけど、一本、この未知の物体にみんなで立ち向かっていくんだ!っていう話が手放しで面白かった。
 わたしは映画そんなに詳しくないから知らなかったけど、オマージュもたくさんあるそうですね。みてみよ。
 あとちょっと内向的な主人公もなんか好きなんですよね。内気なんだけど妙に肝が据わってるというか大胆さがあって主人公然としてて。観てて気持ちいい。ネタバレになるけどラストはわたしは生きてると思ってた。どっちなんだろ。生きててほしいから生きてる方に一票いれますね。また観たい。

 観た時の感想はこちら


2.みんなのヴァカンス

 フランス映画。監督はギヨーム・ブラックという方。わたしは全然知りませんでした。ラジオで紹介されてて、わたしは群像劇というかロードムービーというか会話が中心のお話が好きなので、聞いて絶対好きじゃん!と思って行きました。めーーーーちゃくちゃ好きでした。
 主人公が好きな女の子の故郷に内緒で行ってびっくりさせよう!って思って行ったら、なんで勝手に来るんだよ!信じらんねえ!と言われる話です。(語弊がある)
 大筋はその2人と、あとなんだか人の良い主人公の親友と、相乗りアプリで女の子だと思ったら男が来て車を壊される不憫な男の子とかが出てきます。みんなのひとなつです。
 出てくる人がみーんな素敵で、演技に解放感と自由さを感じてわたしはとっても胸が踊りました。こんな風なのやりたい。
 パンフレット読んだら、出てくる役者さんみんな映画学校?演劇科?のワークショップの生徒さんだそうで。みんなで自分の経験とか思い出とか話し合って、配役が決まったそう。だから、みんななんか背伸びしてないというか等身大な感じだったのかな。フィクションなんだけどドキュメンタリーらしさってのが書かれていて、ほんとにそんな感じでした。とっても好き。
 観た後ほっこりしてうきうきして帰りました。劇的なことは何も起きないけど、みんなそれぞれ区切りをつけたり、ちょっと前進したりする様子がほんとに見てて愛おしかった。あとクスッとなるところがいっぱいあって楽しかった。DVD出ないかな。また観る。


1.リコリス・ピザ

 これは観に行った時、客席がほぼ満席でなんかコロナ禍なのにすごい嬉しかったのと、あとそれだけじゃなくて、観客みんな笑うところが一緒というか、同じ映画を楽しく観てる雰囲気が感じられて、なんだか映画館でみんなで観てる!っていうのをすごい楽しめたので一位。
 笑ったりするの周りに人がいると我慢しちゃうじゃないですか。でもこの時は客層かなんなのかわからないけどみんな割と思い思いに吹き出したり笑ったりしててすごい楽しかった。いやそこ笑うよね!って知らない人に心の中で同意を求めた笑。
 主演2人のラブストーリー。年の差で、お互い惹かれあってはいるんだけど、素直になれないというかなんというかでくっつかず、かと言ってお互い離れもせず、みたいなお話。
 2人の出会いのシーンかっこいいよね!長回し?なんかわくわくして、え!好き!ってなりました。ポール・トーマス・アンダーソン有名な方なんだってね。わたしはこれが初めてでした。あの引っ叩くシーンも好きだったなぁ。
 2人が人間らしいというか、ちょっと自分本位で、どうしようもなくて、でも軸がしっかりしてて、やりたい放題で、でも不器用で、みたいな感じが好きでした。強い女も好き。
 あとユーモアのセンス〜!オーディションのところと、トラックのところ爆笑しました。ちょっと長いな〜と思ったし、長いな〜と思ったけど!それを忘れるくらいすっきりしたし、笑ったし、キラキラしてて素敵でした。

 観た感想はこちら


 と、まあ!言いたいことを言いました。
 ご興味あるのあったらぜひ観てください。



 映画館で観るのやっぱ好きだなぁ。暗くなるのと、その空間だけな感じが好き。
 あと観終わって明るくなると、現実へ戻ってく感じがするのもなんか非日常を味わえた気持ちがしてわくわくする。
 映画館もコロナ全盛期の時より人が増えて全然わたし関係ないけどなんだか嬉しい。





 映画好きなんだ〜ってゆってたら今年はお友達がいっぱい誘ってくれた。
 ありがとうありがとう。またいこね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?