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♯6【食】ラビオリを作って思い出す「私とラビオリ物語」

さて。先日ラビオリ(Ravioli)を作りましてね。実は私ラビオリが結構好きでしてね。パスタ生地の中に具が入ってるやつですはい。

ここ最近、夫氏の好きなもの、食べたいものを作りまくってて地味に自分が好きなもの作って(自分を)喜ばせたいなと思って。よく自分のご機嫌は自分で取れるようになろう!という言葉を目にしますが、、私はまだまだ未熟者で。少しずつね、マイペースに自分のご機嫌を取っていけたら本望。

はい、でラビオリ好きに特に明確な理由はないんだけどさ。でも何かに包まってるもの。例えば肉まんとか餃子、春巻き。包む系のものは無条件に好きです。なんだろうね。あれは開けたときのわくわくが好きなのかね。ぎゅっと美味しさが詰まってる気がするよね。

で、最近仲間入りしたパスタメーカーのもん子が(誰)…彼女、生地を伸ばすのが得意だから、有難くその恩恵を存分に使わせてもらいました。いや、ほんと皮系(餃子の皮とか)なんでも生地を伸ばすのって、木の棒で体重かけてぐいぐい押すのって超労力で。毎回心が折れるんですよね。でもそんな問題をいとも簡単に解決してくれる(延ばしてくれる)存在もん子。

おかげ様で美味しいラビオリができました。中身はほうれん草・椎茸・たまねぎと、あとパスメザンチーズを沢山入れました。このパルチがみそになって美味しいんよねえ。

で、肝心のおソースはジェノベーゼを仕込みました。これも私の好物。トマトより完全にバジル派なんですよね。(知らんがな案件)夫氏がバジルはそんなにはまってないけど、まあ作れば食べるだろ。今日はワイの美味しいもん食べる日や!ともくもくと料理しておりました。

ここだけの話。ジェノベーゼは自分で作ると市販のより全然美味しいです。味も調節できるから、やっぱり自炊が最強だと思う。今日この頃。

はい話逸れたけど本題。ラビオリといえば、とっても苦い思い出がありまして。聞いてください。(読んでください!な)

「私とラビオリ物語」※ノンフィクション

あれはいつのことだったか、数年前のお話です。とある契約がある法人企業より(超大手)凄く頑張ってくれたから、是非会食でもとお声がかかったことがありまして。昔はそんな時期もあったのよ(遠い目)

で、恐れ多いので断っていたけど、何回かお声がけいただき、上司から行くぞ!!!と言われて渋々いったんですよね。相手はクライアントだし一緒にご飯やだなーとか思ってた。← 自分のご飯時間超大切

そして事件が起こる。

当日計6名、ホテル併設の高級レストラン。私ランチメニューから好きなラビオリを選ぶ。しかし、私のテーブルに運ばれてきたのは巨大ラザニア。え?私ラザニアって言った?ラビオリだよね?と店員さんに言おうとしたら、上司が横から「いいから、いいから」とそのまま遮られる。そして状況を放置。(え?ワイ、まさかの巨大ラザニア食べなきゃだめなん、無理無理ヘビーすぎる涙目)

で、一番先にラザニアがきたもんだから、案の定「先に食べてください!!」と促され、クライアントのひとりの方のご飯が来たと同時にいただき始める。

弾む会話。
(※ワイこのでかくて重いラザニアを食べ終わるのに必死)

そしてラビオリ登場。(え?あるやん。)

(…ワイが頼んだラビオリじゃね?と上司と目が合う。)

そう、このラザニア。クライアント先の、しかもその中でも一番偉い人が頼んだラザニアだったのだ。

ぎゃーごめんなさい!!!ときまずい空気が流れる。上司も私も謝るしかない。(だから、あの時言えばよかったのに…)

※後で上司に聞いたら、わざとではないそうなので許しました(笑)

まあさすがに怒られはせず「いいですよいいですよ、そのラザニア私のお気に入りで美味しいからね、あなたに食べていただけるのは嬉しいです。」と大人の対応。いやお気に入りなら、尚更辛いわ。

と、その後、一切味のしない会食が続いたのでした。

高級レストランなのでマネージャーみたいな人まできて、ひたすら謝られる。いや、ワイも言わなかったのでワイも悪いですみたいな不毛なやり取り(涙目)

そういえばあの時の上司はワイに仕事を全部置いて辞めていったな、元気かな(遠い目)

とまあ、ラビオリを食べるといつもその偉い人の顔がちらつく、若かりし頃の少し苦い物語です。まあラビオリに罪はないのでね。あ、でもラザニアは好きだったけど苦手になったよね(チーズに肉肉肉で撃沈したのである。)

とまあ、何も面白い話じゃないんですけど、私とラビオリ物語。以上となります。ご拝読ありがとうございました。()


PS. コロナ陽性から1週間経過。未だ夫氏陽性です。喉は相変わらず痛いみたいだけど、基本元気で食事も普通通りに戻ってきている。ただ、簡易検査で陽性ライン2本。なんでだろう。これいつ消えるんや。気長に待つしかないかね。


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