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【イベントレポート】地球市民セミナー:共感からはじめる、よりよい社会の作り方

「地球市民セミナー」は、清泉女子大学地球市民学科と品川区との共催により、地球社会の 諸課題に関連する先端的な研究や先駆的な実践を行っている方々にご登壇頂く講演イベントです。

2024年7月10日の地球市民セミナーの講師は中島幸志様(ウェルビーイング起業家)でした。3歳からピアノをはじめ音楽に夢中になり、18歳で上京し起業しました。アーティストとリスナーがダイレクトに繋がる音楽市場を目指し創業し、日本初の音楽配信を実現しました。その後、地球一周の旅で世界の現状に衝撃を受け、ビジネスでの社会課題解決を決意します。帰国後、およそ30社の起業と経営を経験し、多数の起業家を支援しています。感性で育まれる社会の実現に向け、起業家兼研究者として活動を行っています

中島幸志様

講演のテーマは「共感からはじめる、よりよい社会の作り方」でした。どんな起業家も、小さな共感をきっかけに、仲間が集まり、未来を変える一歩を踏み出しています大切なことを未来に残したい、そんな想いからきっかけを見つけてみましょうという心温まるお話でした。

山本達也教授と中島幸志様

学生からは「想いを誰かに話すことで深まるという話が印象に残った。自分の中にとどめるだけでは深まらない。誰かに伝えることで仲間が増え、それとともに内省しながら自分を深めることができる」「「全て違う人間だが、綺麗な図を目指す」というメッセージが心に刺さった。これは、個性を持ち続けることの重要性を説いていると共に、講師が主宰するミュージカル
チームの目指す姿なのではないかと感じた」「本当に自分の大切なものを見つけるにあたり、大切にしたいこと=価値観だと講師は話していた。共感とは、相手と自分の価値観が重なることであり、確かに、仲がいい友人ほど価値観が一緒だったり、意見があったり好きなものが一緒だったりする。そんな友人を見つけられることはとても素敵なことなのだと思い、改めて友人たちに感謝した」「あまり深く自分の中で大切なものが何なのか考えたことがなかったので、自分で自分を見つめ直して大切な想いを見つけていきたい」という感想が寄せられました。

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