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【新入生合宿を終えて】「どんな授業でも地民の子がいると安心する」という言葉が印象に残った

地球市民学科では4月7~10日にかけて新入生合宿が開催されました。今回は私が実際に参加した感想をお伝えできればと思っています! 私は今から地球市民学科新入生合宿の魅力について書かせていただきます。 読んでいらっしゃる方の中には、こんな記事を書くくらいだから元から合宿などの行事が好きなのだろう、人と関わることが得意、好きなのだろうと思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そんなことは全くありませんでした! 私もこの合宿に参加する前は友達もほとんどいない中で合宿を無事に終えることができるのだろうかと考えていました。 しかし、同級生だけでなく先輩方も先生方も優しく気にかけてくださるので心配は無用です!

当日私は不安や緊張とともに少しのワクワク感をもって現地に向かいました。そんなことを考えていたおかげで(せいで?)予定よりも40分ほど早く到着してしまいました。 私は自他ともに認める方向音痴なので、無事に到着できるかとホームから考えつつ、エレベーターに乗ると地球市民学科の先輩の姿が。思わず声をかけてしまったのですが、そんな私にも地民会の先輩方は優しく昨年の新入生合宿のお話などをしてくださいながらセンターまで連れていってくださいました。(私のように早く着かなくても先輩方が道をナビゲートしてくださるのでご安心ください!) 到着すると先輩は準備を行う(本当にありがとうございました!)ために私と分かれ、新入生の私はひとりで座ることに。そうして待っていると教授が声をかけてくださって、高校のOGの先輩が卒業生にいらっしゃるお話や合宿のお話などをしてくださって不安や心配を取り除いてくださいました。 そんなお話をしてくださいながら私が到着した10~15分後くらいからだんだんと顔見知りの同級生の姿がみえはじめ、少し緊張が解けました。

そんな私たちの合宿では主に4つの事を行いました。 ひとつはSELトレーニングというノンジャッジメンタルを感じるための研修、また地民会の先輩方が企画してくださった新入生歓迎会、さらに教授方から学科に関するガイダンス、そして先輩に講義のアレコレを相談することのできる履修相談会です。 特に印象的だったのは、SELトレーニングです。 この活動では同級生と打ち解けることのできるアクティビティが多く用意されていて特に私が印象に残っているのはmission for fun!という活動です。この活動は2日目の午前に4年間の中で最高の思い出をつくろうをテーマに与えられた85分間でできることをグループで企画を立て実行するというものです。私は5人のグループで大学生活への不安や心配事を近くにある明治神宮に参拝することで解決しよう!そして暑いからアイスが食べたい!という皆の意見に基づきそれらを撮影しvlogを作成することにしました。 前日までのSELトレーニングによって五感を意識的に使うことや自分が意識していない自分の特性などを知ることが出来ていたので、気づきや発見が多くとても心が満たされました。 この経験を基に、3日目の午前にプレゼンテーションをしました。準備時間は二日目の夜に一時間用意されていましたが全く終わらせることができず、宿泊棟のコモンスペースで一時間、同じグループの子の部屋で一時間と合計三時間かけて準備をしました。正直早く寝たい気持ちも最初はあったのですが、準備をしている時間も友達と会話したり同じ作業をすることで仲が深まりました。そんな準備で私は動画編集を担当しました。動画が無事完成した時の達成感とグループメンバーが褒めてくれたり嬉しがってくれたおかげで一人では感じられなかったであろう達成感と充足感を得ることができました

前述のとおり、この活動のおかげでグループのメンバーとは共に同じ作業を共有することになるので三日目にはとても大きな連帯感が生まれます。 私は合宿が解散した後には合宿で初めて話し、共通の趣味の同級生とお昼ご飯を食べて帰りました。 そこでもたくさんの共通点や相違点を見つけることで相手のことを深く知り、これからの学生生活が楽しみになりました

最後に、私はこの合宿の中で心に残っている言葉を紹介したいと思います。 それは先輩が何気なくおっしゃった「どんな授業でも地民の子がいると安心する。」という言葉です。 私たちもそんな関係性を今後の学校生活で作り上げていきたいと思いました。
(地球市民学科 1年 M.K.)