【高校での研修】英理女子学院高等学校で教員向け研修を実施
2024年8月30日に地球市民学科の安斎徹教授が高大連携協定校の英理女子学院高等学校で教員向け研修の講師を務めました。
テーマは「地球市民学部メソッド:探究学習のヒント②」でした。地球市民学科(2025年4月から地球市民学部)で行っている「101のコンセプト」の中から、高校での探究学習の推進に役立つコンセプトを例示し、それらを使用したワークを行いました。7月8日に実施した第1回目の研修に続く2回目の研修でした。1回目は自己理解と社会の課題、2回目は創造的思考法と情報発信法を中心に行いました。和やかな雰囲気の中、様々なワークを繰り返しました。受講した先生からは「たくさんの学びと気付きを得ることができた」「四角いアタマが少し丸くなった」「探究学習にとどまらず、各教科の授業にも役立てるヒントがあった」という感想が寄せられました。
同校では「信頼し得る婦人 実際に役立つ婦人」を創立の理念として、学問を身に着けただけでなく、その学んだことを活かして社会の役にたつ女性、世の中で信頼される・自立した女性を育てる教育を実践しています。2024年5月28日に高大連携協定を締結したことを契機に、教育活動における連携・交流をより一層強化しています。
(ご参考)
英理女子学院高等学校
英理女子学院高等学校と高大連携協定を締結
「101のコンセプト」
社会問題を分析し、解決へ導くための地球市民学科独自の思考の基礎概念・思考のツールです。米国ミネルバ大学の教育方法を参考に、独自に「101のコンセプト」として編集しました。自ら問題を見きわめ、それを解決に導く道筋を示すことができるようになります。