表現者とは真逆の性格だからこそ
極度の恥ずかしがり屋俺は昔から極度の恥ずかしがり屋だ。
小学校低学年のころは、「ぼく」や「おれ」という表現を使うのが恥ずかしすぎて、自分のことを「こっち」と表現していた。
今考えると逆に恥ずかしい。一人称の設定から色々間違っていた。
中学2年の音楽の授業で、1人ずつ前に出てリコーダーを演奏する課題が与えられた時は、演奏を早く終わらせたいがために、勝手に速度を10倍にしてリコーダーを吹いた。
怒られるというよりはクラス中が引いていたし、通知表では、人生最初で最後の『2』がつ