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感染症、膠原病の悪化から脳梗塞、そして回復への道のり

山あり谷あり入院DAYS


1. 感染症と膠原病の悪化で入院


今回の私の入院は、感染症と膠原病(APS)の悪化が原因でした。
膠原病の悪化は何度も経験していますが、今回は感染症も重なったのもあってか、体調が一気に崩れました。

病院での生活は治療に集中しながらも、次の一歩を考える余裕はほとんどありませんでした。
でも、まさかこれが更に大きな試練の始まりだなんて、その時の私は知る由もなく。

2. 知らない間に脳梗塞発症

入院から1ヶ月が経った頃、突然の脳梗塞を発症しました。
しかし、私はその時のことを全く覚えていません。
というのも、発症した際私は意識不明で、多少意識戻ってもせん妄状態。
ナースが足が動かないことを発見してくれるまで気づけなかったからです。

後で医師やナースからその話を聞いた時、信じられない気持ちと、何も感じられなかった自分に対する不思議な感覚が入り混じりました。

 発見が遅れていたら、もっと深刻な状態だったかもしれないと思うと、ゾッとします。

3. 両下肢麻痺との闘い

多発性の脳梗塞によって、両下肢が麻痺してしまいました。
初めてその事実を知った時のショックは計り知れません。
思うように体を動かせない、そして他人に頼らなければならない現実に直面してめちゃくちゃ泣きました。

脳梗塞発症直後は食事恐怖症で絶食を2ヶ月以上してたので回数は少なかったですが、食べはじめるとオムツ交換を他の人に任せなければならない状況に、プライドや羞恥心との葛藤を生みました。
でもこの辛い経験を通じて、「自分を受け入れる」ことの大切さも学んびました。

4. リハビリで小さな前進重ねる

脳梗塞後すぐにリハビリが始まったようです。
(せん妄強くて脳みそ溶けてたのでよく覚えていない)

感染症や心肺をはじめとする内臓不調が盛りだくさんなのもあったので、初めは一つひとつの内容がとてつもなく重く、進まないように感じました。
ですが、意識不明から戻って依頼初めて座らせてもらった後から、少しずつ体が変化するのを感じた時、希望が見えました。

最近では半年ぶりに立てた瞬間は、まるで自分の体が戻ってきたような気がして、思わず涙が出そうになりました。
「まだやれる」そんな希望を心に抱きながら、リハビリに取り組んでいます。

5. 体重の大きな変化とその影響

体重の変化も大きな要素でした。
入院前は63kgだったのに、現在は47kg(ちょっと増量しました!)まで落ち込んでいます。
過去には、膠原病の影響でメンタルが不安定になり、過食症で83kgまで増えた時期もありましたが、今回の体重減少は別の意味で衝撃的でした。
でも体が軽くなったことで、リハビリ自体は少しやりやすくなったんだろうと、その点はポジティブに捉えています。

6. 内臓不調と療養病棟での生活

内臓の不調も依然として続いていますが、今回療養病棟に移り、少しずつ回復を目指す生活を送っています。
今は無理をせず、自分のペースで過ごすことを大切にしています。
心と体のバランスを取りながら、一歩ずつ進んでいくことが今の目標です。

7. これからの目標

完全に元の状態に戻るのは難しいかもしれませんが、それでも回復に向けて努力することは続けたいと思っています。
そして、私のこの経験が誰かの励みになれたらとても嬉しいし、私の励みにもなります。

なのでこれからも焦らず、山あり谷ありを受け入れつつ進んでいこうと思います。

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