ものすごくぶっ飛んだスキンシップ

小学校2年生くらいの時、隣の席の男の子の鉛筆をすべて折ったことがある。
その子のことは嫌いだったわけでもないし、よく話していた。意地悪するような子でもなく優しい子だった。

そのことがあった時、担任の先生に悲しそうな目で怒られたのを今でもかなり鮮明に覚えている。
「なにか嫌なことがあったの?」「おうちで何かあったの?」とめちゃめちゃ質問責めにされた。

私は心の中で「私はただあの子と仲良くしたかっただけなのにな…」と思った。
それと同時に「それなのに大人は家庭環境とか親のせいにするんだな…。違うのにな」とも思っていた。

その頃から私はちょっと変わってる子だったのかもしれない。鉛筆を折って仲良くなれるなんて当時も思ってはいなかったけど、優しい子だったからかまってほしかったのかもしれない。やられた方は「いじめられた!」って思うと思うけどね(笑)

もちろん、後日その子にはきちんと謝罪をした。
そして、そのことが原因かは分からないが、しばらく経ってその子は地方に転校にしてしまった。
その時に私の心は罪悪感でいっぱいだった。
「もっと話しておけばよかったな」とちょっぴり後悔したりもした。

スキンシップのやり方はたくさんあるけれど、やっぱり人の嫌がる事はしちゃいけないんだなぁってその時に実感した。
当たり前なんだけど、すごく覚えているエピソードだったから書いてみた。
今じゃ同じことは絶対にしないけど、子どもの時って不思議な行動ってあるよね。

私はあの時からかまちょだったのかもしれないな(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?