意外な再会をした話

幼馴染(♂)が東京から2時間かけて会いに来てくれた。
昼頃に「暇だから、会いに行く」と連絡があった。

突然で驚いたけど、約6年ぶりに会う。
最後の記憶が中3で止まっていたから会った時に、お互い「こんな奴だったか?」と思った。
男の子の成長は早い。あっという間に背は伸びて、「その身長くれよ」と言いたくなった。

私の友達も含め、私を深く知っている人間は口を揃えて「生きているのか心配だ」と言う。

とりあえず近くのファミレスに行き、近況を話した。
昔からなにかあると、話を聞いてくれた。
私が男性が苦手なのを知っているから、適度な距離感で話を聞いてくれて「優しいやつだなぁ」なんて思った。
幼馴染は来年には付き合っている彼女と結婚する予定らしく、「友達の結婚話を聞く年齢になったのか」と大人になった気がした。

私は報告する事も無いし進展も特になかったが、これからどうしようか悩んでいたから相談したら、「地元に戻っておいでよ」と言われた。
確かに地元に帰ったら精神的にも安心するだろうし、知り合いも居なくはないのだが、心が完璧に休まる場所が失くなってしまう気がしてまだ怖い。
地元の話をして思い出したが、昨日はお祭りだった。
最近はずっと帰れてなくて今年も行けなかったな。

なんだかんだ2時間くらい話してスッキリした。
とりあえず、元気そうで良かった。
子供だった自分達が大人になって仕事の話をしてるとか、昔は想像出来なかったから時が経つのは早い。

今日はサプライズな1日だった。ありがとう。






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