見出し画像

【第880回】退職が発表されて改めて思ったこと。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/94708 #Voicy

【第880回】退職が発表されて改めて思ったこと。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/94708
#Voicy
会社を退職することが発表された!

いかがお過ごしでしょうか。
澤でございます。
voicyではちょいちょい言ってたので、そんなに新しい情報ではないんですけれども、僕は今勤めている会社、これ日本マイクロソフトっていう会社なんですけれども、こちらはですね、今月末で退職をすることになるんですけれども、それが社内で告知されたんですね。
23年も勤めていたので、まぁ告知されたらですね、それなりに驚く方もいらっしゃったみたいで、そして何人かの方からは、直接メッセージもいただいてですね。
本当に別れを惜しむようなメッセージをいただいて非常にこれ、嬉しいですね。まぁそうやって僕のことをちゃんと認識してくれてたんだなと変ですけど、ちゃんと心のどっかに置いてくれたんだなって思ってですね、やっぱこういうのは嬉しいですね。
ただ通常ですとですね、こういうのって転職を理由に退職をするっていうのは、だいたいセットだと思うんですけれども、僕の場合は完全にただ辞めるだけなんですね。
次に行くところは決まっていなくてというよりも、次はどこにも行かずに、とりあえずフラフラと過ごすというのが、僕のミッションになります。
本当にフラフラすることになってですね、そして、今でもありがたいことにですね、複業でいろんなお仕事をいろんな方からいただいているので、その幅をもっともっと増やしていこうかなという風に思ってるわけですね。
なんだかんだ言ってですね、会社勤めをしているとそれなりにそちらにもそちらにもパワーを割かなきゃいけないですし、嫌ではなかったんですけどね。
ただちょっと、どうしてもマネージャーなんかやってると、向いていない仕事もしなきゃいけないし、あんまりこれ僕じゃない方がいいんじゃないかな、なんていうような仕事が回ってきたりもしてたので、そこから完全に解放されると思うと、かなり気分的には楽になります。
そして、より一層ですね、世の中の人に価値が提供できるようなところにフォーカスして、仕事ができるかなぁなんていう風に期待をしている次第でございます。
それにしてもですね、23年も勤めた会社を辞めるっていうのは、もっとなんていうんでしょうね。
自分にとってはインパクトのある出来事になるかなと思ったんですけれども、COVID-19のおかげでそこら辺の感覚がめっちゃ狂ってるんですよね。
ですので、何かいわゆるですね、退職をするんだ、会社を辞めるんだっていうような盛り上がりというのが、僕の中にはあまりなくって、ちょっと立ち位置が変わるぐらいの感覚になっています。
それぐらいですね、会社に所属しているということと、人の繋がりということが、だいぶ分離して、僕が考えてたんだろうなと感じています。
そして会社を辞めるんですけれども、多分、個人的に仲の良い人たちとはSNSなんかを通じてずっと繋がり続けるでしょうし、あるいはですね、困ってるんだろうなというときには、何かフラフラしている身ですから、いろんな形で助けることもできるんじゃないかと思うんですよね。
ですんで、そんな形でお手伝いもできるかもしれないし、これ多分もう理想の辞め方だろうなと、我ながら思ってます。
実はこうなる前、COVID-19よりもずっと前、多分2、3年前位までかな、辞めるのってすごいこれ勇気がいることなんじゃないかなって漠然と思ってたんですね。
というのも仕事はめちゃくちゃ面白いし、辞める理由が見当たらないし、そして会社の環境は快適だし、とにかくですね、全然辞める理由が見当たらなくって、辞めなきゃいけない状態になるって、どんなもんなんだろうなっていうと、若干の恐怖を感じていたんですね。
その変化に自分はついていけるんだろうか、なんていう漠然と思ってたりもしていたこと、本当にあるんですよね。
もちろんその時には腹くくるしかないっていうのも、その一方で思ってたんですけれども、正直な気持ち、全然やめる理由が見当たらなかったので、辞めるシチュエーションって、どんなんなってるんだろうなっていうなんとなく見えない不安みたいなものは、どこかしらにあったんですね。
もちろんそれとは別に会社っていうのは、あくまでも仕組みでしかなくって、自分の人生の一部の時間っていうのを、所属することによって、まぁそうですね。労働とまぁお給料という対価っていうのをいただく、その契約関係にあるだけのものという意識はもちろんあるんですけれども、やっぱりなんだかんだ言って会社すごい好きだったんですよね。
ですので、辞めるっていうのはちょっと今の時点で自分の選択肢がないかなあなんて、2、3年前まですごく思ってました。
去年あたりからですかね、だんだん意識が変わってきてですね。
これはやっぱり所属をしているというのは、それほど重要なことじゃないんじゃないかなって思い始めて、まぁ人生がですね。選択自由なものであるっていうのは、これもvoicyでもずいぶん前から言ってることなんでその通りに生きようと思ってたんですけれども。
辞める理由はないけれども、辞めない理由もないよなとか、漠然と思い始めたんですね。
そんな感じでふわふわとこう考えていたときに、COVID-19がやってきてですね。
世の中がいろいろと変わったわけです。
こうやって世の中が大きく変化したときっていうのは、これはやっぱり動いた方が面白いだろうなって思っちゃったんですよね。
なので、なんとなく辞めてみようという、そういった結論に至ったわけです。
もちろんいろんなタイミングがあってですね、もうそろそろ職種をチェンジした方がいいんじゃないかとか、そういう話なんかも出てましたし、例えば業務の内容なんかもこれは僕じゃなくてもできるような、あるいは僕じゃない人の方がうまくやるようなっていうものも増えてきたので、本当にタイミングとしてはドンピシャだったんですけれども、ということで、とりあえず僕の自己紹介がちょっと変わるわけですね。こう見えても社畜ですという風に自己紹介してたんですけれども、社蓄じゃなくなっちゃうんですね。
自分の法人を持ってるんで、51歳無職にはちょっとならないんですけれども、ただ、こう見えてもサラリーマンですっていう、そういう自己紹介ができないのが、ちょっと惜しいかなっていう感じですね。
こう見えても元サラリーマンですになりますかね。はい。次のチャプターでは、退職によって、僕が失くしてしまうものと、それに対してどう思っているのかということについてお話をしたいと思います。

会社を辞めて失うものは?

退職をするとですね。
当然のことながら転職じゃなくて、ただ単に退職するだけですから、月給はなくなるんですね。月々入ってくる会社からの給与振り込みっていうのは無くなります。
ですので、他に収入源が全然なかったとしたら、これやばいわけですよね。
ただ本当に幸いなことに、僕の場合は、いくつか収入源を持っているので、これはそんなに問題にはならないですね。
もちろん会社の給料分はガクンとなくなるわけなんですけれども。
その分、時間が増えますので、その増えた時間で別の仕事で稼ぐということができるかなと期待をしているわけですね。
そのためのいろんな布石というのは、あらかじめ打ってありましたので、それがうまくいくかどうかが、ちょっと見ものということになるわけですね。
そして次に無くなるものは、いわゆる社会的信用っていうのかな。
いわゆるです。どういうときに使われる社会的信用っていうかというと、これは例えばカードローンとかですね。
そういったときに使える会社名っていうのはこれやっぱりね、強力だったんですよね。非常に大きい会社でしたし、世界的にも有名な会社でしたし、あと役職はですね、僕は業務執行役員というのがついていたんですけれども、そういった役職がついているっていうのも、ことと次第によっては、評価されたりするらしいんですね。
僕、よくわかんないんですけど、別にそういったものがなくなる。ですんで、例えばこれはただ単にそういう金融機関とかそういったものだけではなくて、人もそうですよね。
名刺で人を見るという人種の人からすると、僕っていうのは信用できないと、見た目も含めてですね、こいつはもう社会的には適用していないんじゃないかとか、あんまりしてるつもりもないんですけれども、もともとね、はい。
なので、名刺がなくなると、まぁそういったところでは、もしかしたらネガティブに捉える人もいるのかもしれないんですが、まぁ、これはですね。最初から僕の価値感では全然気になってませんので、まあいいやって感じですね。そして、今からローンを組まなきゃいけないようなものもとりあえず思いつかないので、まぁ大丈夫かなっと思う次第です。
そして他に何を失くすのかというと、実は思いつかないです。
もともと自分の席っていうのもありませんでしたし、ロッカー割り当てられたんですけど、実はもう年単位で入れなかったんですよね、あるには、あるんでしょうけれども、ほったらかしにしてたということで、自分の場所というのは特に作っていませんでしたし、正確には、センターを運営していて、1つの部屋に割と常駐するような形になってたんですけれども、別にそこは僕の部屋ではなかったですし、なので対して失うものはないんですよね。
本当、これ不思議なもので、すごく長く勤めたし、そして成功体験もすごくたくさん得られたし、沢山の学びもあったし、いろんなことが身についたんですけれども、辞めるからって失くなるものって全然無いんですよね。
これは本当に辞めるということが大分実感を得られるようなってきたんですけど、しかし何も変わらないなっていうのが、正直なところです。
一応、8月31日が退職なので、それ以降、思っても見なかった影響が出るのかもしれないんですけども、今ちょっと思いつかないんですよね。
ということで、転職じゃなくて、退職ということもあり、本当に何も準備せずにですね、おそらくは9月1日以降も淡々と自分の事務所でお仕事をすることになるのかなと思いますけれども、もしこのvoicyを聴いていてですね。
転職っていうのに、すごく慎重だったとか、びくびくしたとかっていう人がいたらですね。
できる限り早いうちに、何らかの収入を得る手立てというのを作っておいて、とりあえず辞めるという選択肢が取れるようになっておくと、すごく安心して仕事ができると思うんですね。
ここ2年位は僕は複業もかなりやっていて、あぁある程度、これ形になって来たから、いつでも辞められるかなぁなんて漠然と思いながら、仕事してたんですよね。
ですので、辞めるというときのまぁ判断っていうのは、結構あっさりとできましたと、金銭的なものだけではないですよね。勿論、金銭的なものってのすごく大きいんですけど、それよりも、その後に取れるアクションの選択肢っていうのは、すごくたくさんあるという、そのオプションがいっぱいあるっていうところがポイントかなと思います。
ですので、そのオプションを増やすためにも、在職中に何かしら、まぁ複業をやってみたりとか、あるいは世の中にはいろんな仕事があるんだということを体験できるようなそういった場というのに、自分の身をおいてみたり、そういったことをするのはすごい大事だなと思います。
多分僕はですね、ものすごく会社の仕事だけに集中をしていたとしたら、いきなり退職していなかったと思うんですよね。
まぁ当たり前ですよね、収入が完全に失くなっちゅうんで
、そういう選択はなかなかできないと思うんですけれども、ただそういう状態で、すごく会社の居心地が悪くなったりとか、仕事が嫌になったりすると、めちゃくちゃつらかっただろうなと思うんですね。
そういった状態にならなかったのはラッキーだと思いますけれども、これは別に僕に特別な能力があるわけじゃなくて、ただ単に僕は周りの人にすごく恵まれて、いろいろなチャンスっていうのを外側からどんどんもらえていたっていうところが大きいかなと、僕やっていたのは、できる限りアウトプット量を増やすということをして、認知してもらうというところを頑張ったせいなのかな、そして人の役に立つして取り組んだというマインドセットを持っていたせいなのかなとなんていう風に思ってます。
まぁこれからもですね、このvoicyの中では、転職とか、あるいは何か会社の中でキャリアを変えたいとかというような、そういったトピックも扱っていこうかなと思うんですけれども、まずは僕自身がかなり大きな変化というのをすることになりそうなんで、この場で発表させていただきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?