【1122回】思考停止という麻薬について考えた。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/146085#Voicy 思考停止すると生きるのは楽になるけど

【1122回】思考停止という麻薬について考えた。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/146085
#Voicy  
思考停止すると生きるのは楽になるけど

いかがお過ごしでしょうか?
澤でございます。
なんとなくSNSとかWebサイトを見てたら、たまったまなんですけど、もうツイッター見ても、Facebook見ても、違うニュースサイトを見ても、本当にたまたま3回、連続で思考停止っていうキーワードが出てきたので、これはもう、思考停止について喋らなきゃいけないんだろうというふうにですね、思いまして。
今日のテーマは思考停止でございます。
思考停止のままに喋るわけじゃないですよ。
思考停止について考えてお話をすることにします。
僕はこの思考停止っていうのは、結構、辛辣にこき下ろすことが時々あるんですけれども、本当に考えて行動してるという質問ですね。
言葉を変えたりとか、場所を変えたりとかして、いろいろな方に問いかけたりしています。
というのもですね。
どうしても思考停止という状態は楽チンなんですよね。
何も考えずにルーティンとして、日々生きるというのは、ある意味、楽チンなんです。
楽ちんなんですけれども、これをずっと繰り返していくですね。
一番おっかないのは何かというと、何かに気づいちゃうことなんですね。
何かに気づくというのは、自分の人生はこのままでいいんだっけとかですね。
自分がやりたいことは、これ何だったっけとかですね。
一生思考停止のまま行ったらですね。
これいいんですけれども、途中で気づいちゃったとき、それもですね、かなり時間が経ってしまった後に気付いちゃったとき、それがすごく怖いんですよね。
もちろん、そのときに気づいたら、思い立ったが吉日で、その瞬間から生まれ変わって、何か行動するというのは全然構わないんですけれども、でも、思考停止の状態で時間を過ごすってのは、要するにもったいないんですよね。
ですので、思考停止をしているというふうに、早い段階で気づくというのは、いろいろな意味で大事だなと思います。
そして、自分が思考停止に陥ってるんじゃないかというのを認識するための方法ってのは、何かというとですね。
自分が何かの行動したりとか、何かの判断をしたりとかするときに、これは本当に自分がそう思って選んでるんだっけということを1回、自分に問いかけるということなんですね。
何か判断したり、決めたりとかするときに、これは他の人からどう思われるかというのが、一番重要視されている、そういう判断じゃないかというふうに自分に問いかけてみましょうということですね。
まぁ、例えば、これをやらないと課長に怒られるからとかですね。
これをみんなやってるからとかですね、そういう判断基準で何かの行動をしてるんだとしたら、これは思考停止をしている可能性が高いというふうに言ってもいいんじゃないか思うんですよね。
これですね、思考停止をしていると、どうなっちゃうかというと、すごく時間が経った後であれ、こんなはずじゃなかったのにって思っちゃう可能性がどんどん高まっていくということなんですね。
もちろん、そうならない可能性もあるんですよ。
全然、そんなことはなくて、非常にハッピーな状態で終わることも、もちろんあるんですけれども、ただ、リスクが高いという話ですね。
そのリスクに対して、自分がどう向き合うかというのが、今日のトピックのまさに本質の部分になります。
思考停止になるってことは、自分が考えず、そして、他の人が導き出した何かしらのガイドラインに盲目的に従って生きるということになります。
それでもですね、なんとなく、生きていけちゃうんですよね。
そして、そのままずっとなんとなくこう一生が終わったんですね。
なんとなく、幸せで面白い人生だったなって思えるのかもしれないんですけれども。
今、あまりにもいろんなことが不確実であったりとか、今日と同じ明日が来るとも限らない状態だったりとか、今まで成功だと思っていたことが、明日にはその定義が変わってしまうかもしれないとかですね。
まぁ、はやり言葉でVUCAの時代と言いますね。
VUCAの時代ですね。
そんな感じでいろんなものがですね。
曖昧になっていたりとか、不安定になっていたとかすると、そういうときにすごく大事なのは、正解を探すことではなくて.自分の頭で考えること。
これに尽きると僕は思ってるんですよね。
ですので、とにかく、思考停止に陥っていないかどうかということを、これは自分に問いかけるのは習慣化した方いいでしょうね。
とはいえ、例えば、大きい企業で働いていたりとか、ワンマンな感じで運営されている組織にいたりとかすると、そのしきたりとかですね、慣わしとか、そういったものに準じて行動する方がいろいろと無難なんですよね。
その方がいろいろスムーズにいったりとかして、何か自分が意見を差し挟もうものならですね。
波風立てるんじゃないとかというふうに言われたりする可能性あるわけですよね。
そういうときには、思考止めてしまって、他の人たちが決めたルールに従って生きる方が楽だということになるんわけですね。
もちろんですね、ライスワークで割り切って、そういう時間を過ごしていても、私は平気なんだというのだったら、それでいいのかもしれないですね。
ただ、それが人生の大半を占めてしまってるんだったら、ちょっと要注意かなと思うんですね。
もちろんこれは、そういうふうになってる環境で仕事してるんだったら、今すぐやめて別の仕事をしましょうとか、そんないきなりですね、フルスイングを求めるつもりはございません。
僕はいつものキャリアを変えるときは、フルスイングじゃなくて、ちょっとずつでいいですよというのが、あの一貫したポリシーなんですけれども。
そういう意味で言うと、自分の思考停止というのに気づいたらですね。
猪突猛進で何もかもひっくり返して、もうとにかく0リセットセットでやるぞとまでは思わなくってもよくって、今までとちょっと違う行動をしてみようとか、今までだったら、会わなかった人に会ってみようとか、あるいは、今までだったら、手を出さなかったような本を読んでみようとかですね。
そんなんで全然構わないと思うんですね。
新しい視点だったりとか、違うものの考え方っていうのを自分にインストールするための行動を、スモールステップでもいいので始めるというのが、すごく大事なんじゃないかなというふうに思います。
本を読むっていうのは、そう言ってみると、すごくこれはまぁ、コスパの良い行動ですよね。
誰にでもできますし、例えば、Kindleなんかだったら、場所も食わないですし、古本屋さんに行けば、すごく安価に手に入りますし、本を読むというのは、とにかく、いろんなものを自分の中に取り込むことができる、すごくコストの良い行動だと思うんですよね。
僕はすごい読書家というわけではないんですけれども、ただまぁまあぁ、意識して本を読むようにしますし、幸いなことにですね。
数多くの仲間が本を出していて、それを献本いただいたりとか、あるいは友達や仲間がですね。
本を出版したというのであれば、僕がそれを買うということによって、その売り上げに貢献しようと思ったりとかでね。
もちろん、突然、古本屋にぷらっと寄って、なんとなく、ジャケ買いみたいな感じですね。
これ読んでみようかなっていうランダムにぱっと手に取って、それを見始めるなんてことも時たまやったりします。
最近は、それですごく当たりの本っていうのを手にしちゃったんですよね。
これ前にもvoicyでも、ちらっとお話をしたとは思うんですけれども。
武士と世間という本をですね、読みましてらこれはすごく勉強になったんですね。
これ、山本博文さんという方が書いた中公新書本なんですけども、これなんかは、侍のものの考え方ってのがどういうものだったのかというのが解説されている本だったんですけども、めちゃくちゃ、この本に書かれてることって、今のビジネスにも応用可能なことがたくさんあったんで、これはいい方に出会えたななんて思ったしたんですね。
あるいは、カミさんに行って何か自分の脳みその中をちょっと書き回すような本ないっていうふうに聞いたんですね。
これいいよって言って、ランボーの地獄の季節とかですね。
哲学大図鑑とか貸してくれてですね。
これがまた非常に良い刺激をくれたりするんですよね。
ということで、思考停止に陥ってるなと思ったらですね、ちょっとしたことを変えてみる、そして、考える機会というのを自分にプレゼントするというのを心がけてみることを強く強くおすすめをしたいと思います。
そのためにすごく良い手段が本を読むということになります。

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