【1144回】自由に働くために大事なこととその準備。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/152872#Voicy いまの自由を手に入れるときに必要だったもの

【1144回】自由に働くために大事なこととその準備。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/152872
#Voicy  

いまの自由を手に入れるときに必要だったもの

いかがお過ごしでしょうか。
澤でございます。
僕のアウトプットをよく見ている人、聴いている人はご存知だと思うんですけれども、僕は今、非常に自由に仕事をしてるんですね。
会社員でもないですし、いくつかの会社の顧問をやらせていただいてるんですけれども、時間の融通は相当効く状態になっているので、かなり僕は自由に働いている状態じゃないかなと思います。
そして複業という観点から言っても、いくつもの会社さんとお付き合いをさせてもらっていて、そして本当に収入の面でも、サラリーマン時代よりもだいぶ増えましてですね。
非常にありがたいことではあるんですけれども、こんなふうに働きたい、こういう仕事の仕方がしたいというふうにおっしゃってくださる方がたくさんいらっしゃるので、僕なりにですね。
そこに至るまでのプロセスというのをぼちぼちと見直して言語化をして、このvoicyでもちょっと紹介をしていこうかなと思っています。
きっちりと体系化しているわけではないので、本当に思いつきでですね。
時々、お話をするような形になるとは思うんですけれども、もし参考になればと思っております。
まずですね、準備という意味で言うと、別に僕はこういう働き方をするぞと思って何年か前から準備していたわけではなくって、その都度、その都度、やっていることがだんだんだんだん発展していって今の働き方に至ってるんですね。
そして、僕はこの今の働き方というのもものすごく気に入っていてこれはですね、自分の中では今ベストの状態で、これはメンタル面もタイムマネジメントの面でも、もちろん収入の面でも、あるいは、仕事のクオリティの面でも今までのキャリアの中ではベストの状態、そしてそのベースといかにしてキープ、さらにもっと向上させていくかというところに集中することができてるんですね。
その要素をいろいろと分解していくと、まずこれはさかのぼること、だいたい15年ぐらい前になるのかなもうちょっと前かな。
ある人の言葉をきっかけにですね、ちょっと、そういう考え方があるんだって思ったことがあるんで、ちょっとそれをご紹介すると、僕がまだ一般社員だったとき、いわゆる平社員ですね。
だったときに本部長だった方がいるんですね。
すごーく面白い方で、社内でも結構、有名で業界の中でもかなり名が知れていて、その人のプレゼンテーションというのは、とにかく最高に面白いんですね。
そして、その人が本部長で、実は最終的にはですね、僕がマネジメントしているチームのメンバーに立候補してくださって、要するに本部長のポジション降りて、一般社員になって、僕より全然、年もキャリアも上の方なんですけれども、その方がですね、僕のチームメンバーになってくれて、結局10年以上僕のチームメンバーの1人として活躍をしてくださったんですね。
いわゆる日本語で言うところの上司、部下の関係で僕の言葉は嫌いなんで基本的に使わないんですけれども、チームメンバーとしてやってるんだけれども、実は僕のメンターでもありですね。
非常に良い仲間でもあったわけなんですが、その方が僕はまだ平社員のときにアドバイスをしてくれたことが1個あって、あなたは活動していることを全部、コンテンツにしておいた方がいいですよっていうふうにおっしゃったんですね。
どういうことかっていうと、その当時まだSNSとかそういうの全然ない時代ですから、例えば、顧客に何かを提案するときに、そこで話した内容っていうのをちょっと抽象度を高くして、プレゼンのネタとしてストックしておくといいよとそうすると再利用ができるからっていうふうにおっしゃってくださったんですね。
確かにそりゃそうだよなと再利用していろんな人にぱっと見せられる状態にしておいたら、効率もいいしなって思ってそういう習慣づけをしたんですね。
何か技術的な説明をするとか、あるいは、本質的なビジネスの価値に関して話をするとか、何かそういうことをしたら、必ずある顧客に向けて、もし話をしたんだったら、その顧客に関わる情報だけは全部抜いて、そして抽象的にしてコンテンツにして取っておくと。
そうするとですね、他の顧客向けに何かの説明をしようとしたときに、ゼロから作らないでいいと効率的なわけですね。
もっと言うと、その抽象的な部分というのだけは、汎用的に使えるので、いろんなイベントなんかもささっと使えるようになると、そして、その抽象的に落としていくというプロセスを踏むことによって、自分の何ていうんでしょうね。
経験値ってのは言語化ができるんですね。
そして、普段自分がやってることに対して、自分自身の納得感ってのはちょっとアップしてですね。
結果的には、他のお客さんに喋るときにも、結構、クオリティの高い話をすることができるようになってくるということなんですね。
そういうメカニズムになると、なので、とにかく自分のやっている活動というのを抽象的にして、汎用的に使えるコンテンツにしておく。
そして、このコンテンツってのは、当時はさっき言ったようにSNSとかそういったものはないので、僕はパワーポイントにしてたんですね。
スライドにしました。
そして、そのスライドというのを、あれこれちょっとずつ手を加えたりなんだりして使い回すわけですね。
ただ、完全に100%同じもので使い回していくと、飽きられちゃったりとか、リピーターの人にまた同じ話をしてるとかっていうふうに言われちゃったりとか、あるいは古くなったりとかしますので、あくまでも抽象的にしたものからだんだんな具体だったりとか、アップデートをかけていって、事例を入れてみたりとか、そういうふうにしていくと、最近だとですね、僕の場合にはスライドの文字数って思いっきり減らしておいて、あとはもう全部口頭でカバーしてしまうとか、あるいは、幸いなことにインタビュー記事がわんさかあったり、書籍だったりとかするので、そちらの方に誘導して、たくさんの情報ってのは見てもらったりとかすることができるようになったんですが、根っこの部分は自分のやっている活動っていうのをいかにして、抽象化して、汎用化して、そして、コンテンツにしておくのかというコンテンツの形は今だったら、もういろんなのありますよね。
別にパワーポイントにしなくても、NOTEにしたためてもいし、ブログサービスの方ですね。
入れてもいいし、あるいはYouTubeで動画で喋っちゃうってのがいいですよね。
そういうやり方で提供することもできますよね。
あるいは、もちろん手書きのメモでもいいんですけれども、手書きをするときに例えば、iPadなんかを使っておくと、これデジタルデータができるので、結果、共有がしやすくなったりとかしますよね。
何か、そんな感じでコンテンツに落としておくというふうにすると、自分自身の紹介資料にもなりますし、そして、自分の思考っての整理する上でも、役に立つんじゃないかなと思います。
これはですね、具体的に誰それさんに見せるための資料っていうふうに考えるんじゃなくて、まずは日記代わりにそういったコンテンツに落としておくっていうのが、意外なところでぱっとこう役にたったりとかするんで、これすごくおすすめですね。
結局、それを十数年前に始めて、そうするとですね、チャンスが巡ってきたときに反応が早くなるんですね。
澤さん、こういう話できないっていうふうにオーダーが来たときに、こういう資料でいいかな、こんな雰囲気でいいかなってぱっと見せることができると、相手とのイメージのすり合わせというのはすっとできるようになって、結果、一歩目が他の人よりも早く出せるんですね。
そういうのを繰り返していくと、チャンスが一番最初に巡ってくると、要するにチャンスが渡される順番というのが早くなってくるんですね。
こうやっていくと、だんだんだんだんですね、いろんなところでいろんな形でチャンスをもらえるようになってくるんで結局、活躍の場が広がってくるのかなと思います。
ここでよくやりがちなのが、クオリティーがものすごくしっかりしていないと出してはならないんじゃないかと自分にブレーキかけちゃうことなんですよね。
そうすると、残念ながらチャンスは他の人に回っていっちゃう可能性が高くなります。
そして、他の人っていうのは、例えば、そのチャンスっていうのに飛びついて失敗するかもしれないんだけれども、その人は少なくともそのチャンスに手を伸ばすことができて失敗するという学びの経験というのをすることができているわけですね。
ですんで、その人は得をしたということになるわけです。
なので、そのチャンスというのが来たときに一歩目が踏み出せるように準備をしておく。
その準備というのは、自分が普段やっているお仕事とか、そこの中で得た知見というものを抽象化、汎用化して、そして他の人にも説明できる状態にしておくというのがいいんじゃないかなと思います。
僕の場合だと、テクノロジーであったりとか、マネジメントだったりとか、あるいはプレゼンテーションそのものだったりとかっていうのを、どんどん他の人に対して話ができるようにコンテンツ化していったのが、今の僕を作ってるのかなと思います。
はい、何か参考になりましたかね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?