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インバウンド復活直前の通訳ガイドの気もち

今日から6月。入国数20000人に引上げ。青グループの方は入国後の検疫免除とか。
ちょっと嬉しいのは

「添乗員付き」

という条件。はい!通訳ガイド(添乗員)です!
テレビに向かって叫ぶわたし。
まぁ、でもこんな末端通訳ガイドに仕事が回ってくるのは、まだまだ先のことだと思う。先輩超ベテランガイドさんからだろうなぁ。

まぁ、年内に仕事きたらラッキー♪くらいな気もちで待っていよう。

さて、この2年半。(そんな長かったか・・・)
インバウンド再開を目前にして、この2年間を振り返ってみます。

そもそもそんな長く続くと思ってなかったから、
ちょっとゆっくりできる時間ができたな
と、今までできなかったことに着手。

家のプチリフォーム
誰か家にいないといけないようなので、喜んでその役をいただきました。
それと、子どもの学校がフルオンライン授業になったので、そのサポートも十分できました!

オンライン授業=家でお昼ご飯。
これも完璧対応できましたよ。
ニュースでは、
「子どもが自宅でオンライン授業なので、仕事を休みたい。」
「テレワークだけど、子どもの面倒があり、思うように仕事が捗らない」

などなど。ワーキングママの苦悩が見えました。
給食とかお弁当ってありがたいな・・・

得体の知れないウィルスに感染しないためには、外出は怖い。
休職中でよかった。
コロナでこの先どうしよう!?よりも、家というスーパーシェルターに入れる安心感に浸ってました。

半年くらいして、
この状態は年単位で続くなぁ〜〜
よし!今のうちにいろいろやっとくか!

生け花のお稽古、和菓子作り、資料(ネタ帳)作り、
通訳ガイド関連のセミナー受講
国内旅行業務取扱主任者の勉強
1人まち歩き(下見と情報収集をかねて)
ジムのトレーニング

気づいたら、生け花の師範免許が取れてて、
和菓子も製菓学校のコース終了し
旅行業務取扱主任者もとれてた。
腹筋はシックスパックにならなかったけれど、体力&体型維持はできている。

そうしてる間にやってきた 

TOKYO2020

春ぐらいから関連のお仕事がきましたよ〜!
街をガイドするわけではないけど、関係者として来日する様々な海外ゲストの対応に従事させてもらいました。
しかし、成田空港の閑散としたことといったら寂しすぎます。。。

コロナ禍バリバリの成田空港
さらに虚しいDepartures Boad

オリンピック本番ではボランティアとして参加。
こちらもアテンドというグループで、某会場のVIPルームのスタッフで、
プチインバウンドを感じたわけです。

昔からの夢の「オリンピックに関わる」というのが叶って、去年の夏はもう幸せいっぱいでした。
そして、9月パラリンピックが終了。

パタっ。

ん???

終わったな。オリンピック。
仕事が全くゼロになりました。
コロナ禍へ逆戻り〜。

で、今にいたってます。
無収入ですから、いろいろ不安なことも感じます。
給付金もあまりあてにならないし、追加の10万円もらったところで、年金やら国民健康保険やら結局それで出て行っちゃう程度。
補てん。でしかないのよね。

アルバイトしようかな、派遣会社で働こうかな
そう思ったこともありますが、
ここは耐えて、さらにガイドの知識や語学力を上げてくぞ!に切り替えました。

ついでに、3号さん(扶養ね)になることにしました。
年金も健康保険も払わなくていい!
だって3号さんだもの。
また稼ぐようになったら抜ければいいしね。

そして、いよいよインバウンド再開。
今度こそ本当だと思います。

ドキドキとワクワク。
若干の焦りもあります。
最初のゲストはめっちゃくちゃ緊張するんだろうなぁ。
想像するだけで、吐き気がします。

きっとこのNoteを読んでくださった方にも、通訳ガイドさんいるかもしれないですね。
がんばりましょうね。

これから通訳案内士試験を受ける方、めっちゃいい時期に受験。
2次試験が終わって、合格発表したらすぐにガイドの仕事きちゃうかもしれませんよ〜。
コロナ後の日本の花見。外国の方々増えるにきまってる。

先は明るい!
この2年半、飲食業の皆さん、エンタメ業界の皆さん、どの業種とっても痛手は大きかったけれど、がんばって耐えた皆さんにはきっと明るい未来が待ってますよね。きっと。

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