アメリカ生活の歯事情
noteのお題は、#いい歯のために。
アメリカにきてから随分、日本と異なった歯事情に出会いつづけたので、まとめて書き止めようと思います。
別にわたしは歯の専門家でもなんでもなくド素人で、今回の情報は個人が出会った狭い範囲のアメリカの歯情報です。
合ってる・間違ってる、もあるかも知れません。
さらに興味のある人は個人的に調べてみてくださいね！
アメリカ人は歯が白い説
アメリカにくる前に聞いていた話は「アメリカ人は相手の歯の白さをみている。」「歯の白さでその人のことをジャッジする。（仕事上は特に）」という噂でした。
わたしは渡米後、２年の間にアメリカ人のお客さま相手に仕事をしてきました。
日々、何百人のあらゆる人種のアメリカ人にお会いして接客をして感じたことは、富裕層のほとんどの人はめちゃくちゃ歯がキレイ。ということでした。
わたしの勤めていた会社の顧客層は富裕層が多く、ファッション、髪型、メイクもしっかりお金をかけていてチップも多めに払ってくれる人が多かったです。
彼女たちのほとんどがニコッと笑ったときに真っ白な歯を見せてくれました。
また、以前に住んでいたシェアハウスは、割りかし稼ぎのいい人たちが住んでいるコミュニティで、ネイバー（ご近所さん）の男性もキラリとした嘘のように真っ白な歯が印象的でした。
ので、「アメリカ人は歯が白い」説は、富裕層に限っては本当なのだと実感しました。
わたし個人の狭い行動範囲ですが、歯が欠けていたり、黄色かったり、八重歯がむき出しの白人さんにはまだ出会っていません。
ただ、噂のように彼らが歯の白さで人をジャッジしているのかまでは、まだアメリカコミュニティに入りきれていないので、全くわかりません。
余談ですが、ニュースキャスターのお姉さんの歯がめちゃくちゃ白く、日本生まれ・育ちのわたしからすると、その白さが異様に思えて、人形みたいだなーといつもテレビを見て思ってしまいます。（バカにしている訳ではなく）
バッチリ決まった服装、髪型、化粧、そして真っ白な歯。
まるでバービー人形。
でもアメリカで最も有名なテレビにでている人なので、きっとこれが一流ゾーンの人々のステータスで、パーフェクトな身なりになっているのかな、と想像してしまいます。
水道にフッ素が含まれている？説
話には聞いていたものの、本当にアメリカの水道にはフッ素が含まれているのだろうか。フッ素とは身体に害はないのだろうか。
と、疑問に思いながらも、水道水を市販の浄水ポットのようなもので濾して飲水として飲んでいたときもありました。
インターネットの情報では、フッ素は身体に害はない。とアメリカのサイトには書かれていて、そこまで気にせずに過ごしていました。
しかし、引っ越しを機に街がかわり、建物も随分古いものになったので、これは浄水ポットで濾しただけで飲んでも安全なのか？と、疑問が湧きました。
お腹に赤ちゃんもいるし、きちんと調べて水道水の質をチェックしなくては。ということでググってみると、これまた市販で売られている水チェックの簡易シートなるものを発見し、購入。
これがまたおもしろい商品で、シートに水道水を浸して２分待てば、水の中になにが含まれているのか事細かに表示されるというもの。※簡易な作りなので正確性には欠けるという人もいるようですが
その時にガッツリ、フッ素の部分が含まれているを示すカラーになりました。
つまり、噂に聞いていた通り、私たちの住むアメリカのカリフォルニア地域の水道にはフッ素が含まれていました。
フッ素のおかげなのか、わたしはまだアメリカにきてから虫歯にはなっていません。（旦那は甘いものを食べすぎて虫歯になりました）
小さい頃から歯の環境が整っている説
妊娠を機に、病院へいく頻度もあがり、病院から子どもに関する資料もドサッといただくことになりました。
その中の１つに、出産後の子どもの歯の治療案内パンフレットがありました。
わたしが加入している保険は底辺クラスですが、そこでもきちんと子ども向けの歯のケアのサービスと案内が含まれていて、アメリカの小さい頃からの歯への意識をつよく感じました。
お子さんの最初の歯科受診は、最初の歯が生えてから、遅くとも1歳の誕生日までに行うべきです。 なぜそんなに早く？ 赤ちゃんに歯が生えてくると、すぐに虫歯になる可能性があります。 お子様の歯の健康について今日から積極的に取り組むことが、お子様の笑顔を生涯健康に保つことにつながります。
日本の赤ちゃんや子どもの歯の管理がどうなっているのか、まったくわからないのですが、もしこのままアメリカで子どもを育てる場合は、アメリカスタイルで進めていこうと思っています。
アメリカの歯医者に行ってみた感想
アメリカにくる前、アメリカは病院代が高い。と聞いていたので、歯医者だけは絶対に済ませておきたい！と、半年かけて歯の矯正を急ピッチで進めました。
しかし、聞いていた話とは異なり、虫歯チェックやレントゲン、歯石取りなどの最低限のサービスであれば、合計＄１００（１万円ちょい）ほどで、無保険でも受けられると知りました。
日本に比べるとかなり高いですが、受けられないよりはマシ。
友人の行っている歯医者を教えてもらい、まだ英語が拙かった渡米直後の頃に歯医者へ。
そのときは少し歯が痛くて、日本にも帰れず、慌ててその歯医者へ行ったのです。
アメリカの病院にいったことがなかったので本当にちゃんと診てくれるのか半信半疑でした。
歯は一度削るともとに戻りませんので、ちょっと恐怖でしたがこれも経験。チャレンジしてみることにしました。
先生はアジア系の女性でした。（日本語は話せません）
そして、無保険で初回のチェックが安くできるだけあって、レントゲンの機械はかなり昔のもの。ひと歯ごとにセットして、カシャッと何度も撮影をしてもらいました。
その他、先生が１人しかいなかったので、治療を受けるまでに２０〜３０分ほど椅子で待たされていた気がします。
でも、日本と変わらず丁寧にクリーニングもしていただき、わたしの歯の痛みは親知らずの活動期が原因ということも判明して（日本でも同じことを言われていた）無事にはじめての歯医者を終えたのでした。
正式に保険を使って歯医者に行ったことはまだないので、アメリカの通常の歯医者の質や値段はハッキリ書けません。
でも、歯医者の保険は通常の保険とは別に加入しなくてはいけないとの噂を聞きました。※詳しくは調べてみてください
アメリカの医療においては、その人の収入や立場の状況によって加入保険や保険加入の状況がおおきく変わるので、まったく支払わなくていい人から、ガッツリ請求される人までピンキリになるのではないでしょうか。
アメリカの愛用している歯グッズ
個人的にアメリカで出会って愛用しているお気に入りグッズです。
日本では途中マシーンを使ったりもしていましたが、なんだか磨き過ぎで歯が痛くなったような気がしたので、それからは手磨き１本で過ごしていました。
奥歯が特に注意が必要とのことで、毛先の極細のペンのような形の歯ブラシと２本使いです。
アメリカでは、日系スーパーで小さいタイプの歯ブラシを入手。アメリカの歯ブラシは大きめが多い印象です。わたしは歯が小さいので、日本の歯ブラシが助かります。
一度使うと癖になる、二重糸スタイルのフロス
妊婦になってから歯が弱くなりました。日々に栄養を吸い取られ続けています。妊娠中期からずっと歯茎から出血が続いています。
そしてアメリカの妊婦情報サイトには「フロスをしてください。」との記載がありました。妊婦は特に歯が弱りやすいので、ケアが大事だというのです。
フロスは、日本で使用するときは糸巻きタイプのものを使用。
こちらにはどんなフロスがあるのだろう？と思っていましたが、日本とそこまで変わらないように感じます。糸巻きタイプもあれば、プラスチックに糸がついたタイプもあります。
そして、近くのドラッグストアで適当に購入したプラスチックに糸がついたタイプのフロス、安くて大容量でしっかりしていて、お気に入りになりました。
日本のフロスをちょこっと調べると、もっと糸が細かく何重にもなっているものもあるみたいですね！すごいなー、日本クオリティ。
このアメリカのフロスの感想は、二重タイプを使ったあとに一重タイプを使うと物足りない。もう、一重に戻れない。という感じでしょうか。
汚れも一度でごっそり取れて、一本目の糸が切れてもまだ使える。
まるで金魚すくいの紙が二重になっている気分です。お勧めです。
トレジョの日本では高額の歯が真っ白になる歯磨き粉
たまたまトレジョにはまっていたときに買った安めの歯磨き粉。確か、＄４〜６ほど。
安かったから買って、２〜３日使っていたとき、歯が劇的に白くなっていることに気づきました。表面もツルツル！！
研磨剤が強いのか？こんな歯がすぐに白くなったことがなかったので、怖くなってググってみると、とても良い商品らしく日本ではかなりの高額で販売されているではありませんか。ひえー。
Yahooショッピング
トレーダージョーズ ペパーミント虫歯予防用 歯磨き粉 3個
価格4,480円+ 送料500円（全国一律）
それ以降、トレジョにいくと必ずその歯磨き粉を買うようになり、家族がアメリカにきた時のお土産としても渡したりしています。ちなみに旦那の歯も連動して白くなりました。
以上、この２年で出会ったアメリカ生活の歯事情でした。