帰国後の幼稚園探し 面接練習では終止無言

帰国したのが9月、娘はその翌年4月に年少になります。幼稚園が決まれば!、ということで、住む場所が決まってすぐに、幼稚園探しが始まりました。

まあ、近くの幼稚園に入れるんだろう、と思ったのは甘かった。場所柄、というのがあるのでしょうが、聞いてみると、一番近くの公立幼稚園は毎年抽選とのこと!え!?

少し足を伸ばせば国立の幼稚園があるのは知っていたので、そこは受験してみて、だめなら公立かなー、なんて思っていたのですが、甘かったようです。帰国早々なので、あまり知り合いもおらず、マンションの管理人さんやご近所の公園のママたちから情報収集する日々。

聞いたり、調べたりする中で、自転車で通える範囲にいくつかの私立幼稚園があることを知りました。当たり前かもしれないのですが、幼稚園に関して、本当に皆さん三者三様の意見をお持ちで、行ければ公立に決まってるよ、という方から、ご近所でも私立でなきゃ、という方、国立目指すんです!、私立は堅苦しい、私立はのびのびしている、とみなさんの主観が多様なことがよーくわかりました。これはとにかく、自分の目で確かめるしかない、と通える範囲の幼稚園、5園を見に行くことにしました。

そして、一番我が子に合っていそうだなーと思った園が、私立の、しかも5園の中では倍率高めの、ずっと前から公開イベントに顔を出していた方がよさそうな園でした。堅苦しいわよ、という意見も聞いたことがありましたが、おそらくそれは入園説明会にたまたま紺スーツの方が多かったとか、そういう理由であろう気がします。実際には、ママ達はカジュアルな装いでお迎えされていましたし、園児達は園庭で泥遊びも含め自由に遊んでいましたから。先生方も、とても親しみやすく感じました。それと、園の地震などへの危機管理ができていて、安全性が高いと感じました。

いろいろな意見をお聞きするのも参考になりましたが、最後は自分の目で、というのは、こういうことなんだな、と実感した出来事でした。

入園できない可能性も考えて、2園受験し、有り難いことに2園合格をいただき、第一志望に通えることになったのは、娘にとっても私達家族にとっても、本当に幸運でした。一生の宝物となりました。

娘は英語の環境から(両親は日本語ですが)、急に日本に帰国し、さらにとーっても恥ずかしがり屋で、初めての人とおしゃべりするのは苦手でした。ですので、一応面接対策として、自転車で少しいったところの受験教室に面接練習に通ったんです。ですが、教室の面接練習では、終始無言。笑。今では笑えますけどね、当時はハラハラドキドキもいいところでした。

ですが、第一志望だった園の面接ではちゃんとおしゃべりしたとのこと。あのバカ高いお教室代はなんだったんだーーーーーー!

と、この経験が私を小学校受験へのチャレンジへ導くわけですが、それはまたこんど。

生まれて2ヶ月で人見知りが始まって、とにかく社会性!と思って、あらゆるところに連れ出してはいましたが、、、あんなにシャイだった娘が、年長にはきちんとおしゃべりできるようになるのですから、心配しすぎるものじゃありませんでした。

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