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「決めつけない」ということを、意識的に選択する

自分の意見を持つことはいいことだし、私もこれまで、周りの人から「きちんと自分を持っているね」などと言われることも多かった。

確かに、周りに流されていくタイプというよりは、私はこうしたい、というこだわる部分は結構あったと自覚している。

ただ、やはりそれで苦しくなることもあるものだ。

「これはこう!」と決めつけることは、その人らしさを前面に出す面ではとてもいいけれど、その他の意見を排除しがち、なのである。



つくづく思う。

自分一人で思いつくことには、自分の中にあるものからしか生まれなくて、そこにはある程度の限界がある。

ある一つの話題に対して、人によって、見方によって、状況によって、時代によって、きっと数え切れないほどの捉え方があるのに、自分の中の尺度だけで決めつけてしまうのは、もったいないことではないかと、そう思うようになった。

決めつけて考える人も、いる。

けれど、ここでも、決めつけてしまう人に対して、「決めつけてしまうなんて!」と、ネガティブに見てしまうのではなく、「あぁ、この人は、今、そうやって決めつけて見るところがあるんだな」と、一つの事実としてフラットに受け止める。


そういうことを、あえて自分で「選択して」しばらく行っていると、不思議といろんなことがクリアになってくる。

自分の本質が見えてくる、とも言える。

物事をフラットに見ていると、それが自分にとって心地の良いことなのか、悪いことなのかが、自然にわかってくる、みたいな感じ。

余裕をもって、フラットに、流れるように、流れる水に漂うように、縛られずに…

ただ、そんな風に、生きていくの、いいなぁと思う。


未来を担う子どもたちの健やかな成長を願って…。大切に使わせていただくことを約束します!