【子育て】こんなときどうする? #19 成長がゆっくりで心配な時

子どもも大人も、みんな、それぞれ自分だけのらせん階段をもっている、という考えが私は好きです。

これが正解の考え方、というのではなく、こう捉えてみてもいいんじゃないか、なんて思えるのです。

それに、DNAも二重らせん構造という形をしていますし、考え方としてもちょうどいいと思いませんか?笑



生まれてから、みんな一段ずつ、自分のらせん階段を登っていきます。

真っ直ぐな階段だと、角度がちょっと急すぎて登り疲れてしまうから、らせん階段になっているんです。

段数も、登る速度も、一人ひとり違います。

ウサギとカメみたいに、あるところまでは早めにタタターッと登って、しばらくそこで休むことなんかもあるかもしれませんね。

また、一定の間隔で踊り場を広めにとって、ゆっくり休むスペースにしている人もいるかもしれません。

らせんの幅(大きさ)もそれぞれですから、同じ段数を登ったと思っても、見える景色が違うこともあります。

それから、人によっては、らせん階段だけど、ちょっと下まで戻れる階段とか、一気にらせん3回転分くらい上がれる階段とかを、そんなオプションを備えている人もいるかもしれません。

らせんは登ったり戻ったりも緩やかにできるのがいいところかもしれません。

全然登ってないと思っても、まだ同じところにいると思っても、よーく見れば、実はらせんを結構登ってきていたことに気がつくかもしれません。




子育ても、親としての自分も、お子さんの発達もみんな、らせん階段なのです。

心配になることもあるけど、一段ずつ、ちょっとずつ、登っていけるのです。


未来を担う子どもたちの健やかな成長を願って…。大切に使わせていただくことを約束します!