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「頭が良くなりたい」という悲痛な私の叫び

こどもリハビリかめきちには時間がない。

時間はないのではなく作るものなのだ。
そう、そのことを百も承知だが私にはいかんせん時間がない。

兼業主婦をしながらSNSしてオンラインと臨床やってシュクレを削って授業して毎月事業セミナー2回組み立てて(毎度別ジャンル)月2〜3出張で支援学校の特別講師やってサロンコンサルして受講生にFBして会社を立ち上げて毎日保護者から大量にくるDMとLINE返しながら毎晩飲み歩いて◆※△〆〓√☆Å......な私には、いかんせん時間がない。



先日、新規事業の打ち合わせのために宮古島に向かう飛行機の中で、オフラインの環境内で仕事をしようとタスク管理ツール「notion」の使い方の本を読んだ。




それはそれは非常にわかりやすく解説をされているものなのだが、
読み進みながら困ったことが一点だけある。



それは、読んでも読んでもぜんっっっっっぜん内容がわからないこと。



困ってしまった。

なんで文章が理解できないのか、
なんで想像ができないのか、
なんでわからないのかが全くわからないのだ。

そもそも私はもともと成績が良い方ではないし
惣流・アスカ・ラングレーもびっくりの「あんた、バカァ!?」と言われるタイプのおっちょこポンコツ女な私だったが、いよいよ自分の理解力のなさに凹んでしまった。



私はジェットスターの座席、LCC特有の激狭直角椅子で姿勢を正しながら、涙目でnotionの参考書をそっと閉じた。


閉じた途端「理解できない自分」「頭の悪い自分」がめちゃくちゃ嫌になった。

※余談だが私は“自分のことを嫌いになる”という行為がとても嫌な人。恐怖すら覚える


嫌になり悔やんだが、冒頭で記したとおり時間のない私は
「頭の悪い自分を悔やむ」時間が無駄であることに気がついたため
「自分はどうなりたいんだろう?」という時間に当てた。


そうするとシンプルに
「私は頭が良くなりたい」という言葉が降りてきたので
その「頭がよくなりたい」という思考を自己分析することにした。
私は思考を整理するとき、その思考がばらついているほど手書きを好む。
愛用しているノートに「頭がよくなりたい」ということを細分化して書きすすめていった。

内容を要約すると、

「頭がよくなりたい」
↓ なぜそう思ったか(Why)
「新しい知識をいれたときの理解力がよくなりたい」

↓ 理解ができたときはどうだったか(What)
✔やったこと(経験)があること
✔想像ができること

理解ができなかったときはどうだったか(What)
✔やったこと(経験)がないこと
✔そもそも苦手意識があること

↓いつそれを思うか(When)
✔わからない場面に直面したとき

のように、5W1Hで自分に問うていく。
そう、これが私が自分の教育事業「かめスク」で口酸っぱくいっている
なんでなんで分析なのだ。


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分析を進めていく中で、解決策を見出すことができた。
それは、自分の苦手なことを克服するには
①人に頼る
②頼って成功体験を増やす
③そしてその人に感謝する

ということが必要なんだという結論に至った。


紆余曲折あり、この自己分析を経て幸運な私は「notion」を教えてくれる人に出会うことができた。(そもそもこの本を貸してくれた人なんだが)

このお兄さん。


彼は人に教える仕事をしていて、相手が「わからない」というような発言をしたときに瞬時に「何が・どの場面で・どのように・どうして」わからないかを評価して、相手に即したレクチャーの仕方をしてくれる人なのだ。

ちなみに鬼合理的主義。

私のNotionのトップ画面を見てもらい、「◯◯のようなものを見やすくつくりたい」というと『それは◎◎というやり方がよいよ』と要点をまとめて教えてくれる。
するとどうだろう。ジェットスターでは驚くほど理解ができなかったものがするすると私の頭に入り、手が動き、形になっていった。
ものの数十分で私はNotionで事業のプラットフォームを作ることができた。

完成👏👏

彼の素晴らしいところは前述したとおり、瞬時に人の得意不得意を評価し、その人にあったアドバイスを的確に行えるのだ。(この方は職業違うけど、こどもの支援やリハビリで一番大事な技術なんだよ。これ。マジで。)


例えば彼いわく、私は

得意:やれば成果が見えるものに対してのPDCAサイクルの速さと的確さ。目標を決めたらその対象に合わせてゴールを変えられる柔軟な動きができる

不得意:PDCAサイクルの前段階の道具(今回でいうとNotion)の手順を覚えること、そしてそれを動かすこと

とのこと。ほうほう。
そして付け加えたのが「PDCAサイクルの前段階の道具の手順を覚えることは、成功体験が得られない無意味で苦痛な時間だから苦手な人が多い。」とのこと。この時点で「うわあああワイが頭悪いわけじゃなかったんだあああ」と自己肯定感爆上がり。

そしてここからはすごく大事なのだが、

「これはちゃんと裏を返せば、いい事で、
・こうしたらうまくいく
・こういう絵があれば…
・これができれば私の手はすぐ回転が回り始める!

ことは想像がついているし、思考が回っている状態。」

「つまり、その無意味だと思っている時間(PDCAサイクルの前段階)を一緒に過ごして、
・大丈夫進んでるよ。
・手順を覚えることは戻ってない。進んでいることだよ。
・PDCAサイクルが回るまでは、助けて上げるよ。

という過程を一緒に伴走してあげることが(かめきちには)大事。」

と言ってもらえて心にスッッッッットーーーーーーーーン!!と落ちた。

なるほど。この伴走をしてくれたから私はプラットフォームを作ることができたのだ。マジ感謝。もうこの時点で涙目。


ちなみに、このタイミングでその人と出会えたのも、「新規事業で使うNotionわかんないよおおしりたいよおおお誰か教えてええええ」のフォトン(※人を原子レベルまで細分化したときの最終単位の光の粒のこと)を出しまくってたので私の鬼ほどの万有引力で引き寄せ合えたのだと思う。

↓引き寄せ・フォトンの記事はこちら



この一件で、私は絶望的すぎる自分の頭の悪さをなんとか乗り越えることができて、表題の悲痛な叫びは一応解決ができた。


ちょっとまとめると、

わたしの今回の「Notionが理解できない=私は頭がわるい!」という凹みが、伴走者の彼の言葉で紐解かれていき、それが

かめきちはPDCAサイクルの前段階が苦痛であった

そしてそれが苦痛なことはあたりまえだった

なんでかっていうと成果物が目に見えにくいから

でもそれには解決策が存在した

解決策は得意な人と伴走をすること

という結果に行き着くことができた。

実際のやりとり



いつも以上にややこしくなったから、まとめるね。



自分一人では解決ができないことは、「よっしゃ〜人を頼ろ〜」の一辺倒ではなく、「なぜ解決ができないのか」を細分化して
その為にはどうしたらいいのか」を顕在化して
アクションプランに対して行動をしていくこと。
そしてプラスで同じ波動の人と関わっていくことが大事である。

そしてその波動は自分が思考を回したり、行動をしていたら自然とそばにいてくれるよ、ということ。
だから日頃から思考をまわすことって大事。

そして人に感謝をする。今日も私は一人では生きていけなかった。
ありがとう。ありがとう。



↓伴走者お兄さんはデザイナーもやっているらしい


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