WEEKLY OCHIAI①
『コロナで広がる格差』
コロナにより格差が拡大すると言われるが、それは「どんな格差」で「どう対応すべき」なのか
《コロナ下での日本の現在》
○高所得者… 中には収入を伸ばしている人がいる○中間層… いまはじっと耐えている状況 ○低所得者… 10万円支給などで救済措置
先日の全国知事会「自粛の段階解除はない」 →一斉解除のみの選択肢、かつ先延ばしの意向
コロナの恐怖とは、ずばり『正体不明』である ex. 陽性者数の正確な把握ができていない
日本全国的にみるとピークアウトの芽は出ている BUT!! 東京と北海道は予断を許さない状況 つまり、自粛の一斉解除ができない
加えて「感染経路が掴めていない」状況 家庭内感染以外にも感染経路ある??←不明 ex.韓国や中国が既にピークアウト 👉家庭内感染者を含め軽症者の隔離対策を講じた つまり日本の対策では、自粛の長期化は必至⁉️
《新しい格差》
新しい格差とは、デシダルトランスフォーメーションによる ポーラライズ(二極化)である
◎「ディストピアの設計論」 Q.あなたが予想するIT化が進んだ社会とは? ーーー運転者のいないタクシーに乗り、高速道路に乗ってキャッシュレスで料金所を通過し、高速道路を降りると、あなたの趣味趣向に合わせたおすすめのドーナツ屋さんが待ち構えている。
Answer.運転者のいないタクシーに乗り、高速道路に乗ると、料金所であなたの体温は計測され、高速道路を降りると、あなたを迎えにきた救急車が待ち構えていて、そのまま病院へ直行し、そして治療をして退院する。
👉 デジタルトランスフォーメーションなどによる社会常識の変化は、往々にして「公衆衛生」などの緊急性の高いネガティブな要因により起こされるものであり、その土壌のもとで私たちが想像するようなポジティブな運用をするインフラが整っていく。
今まさにコロナという緊急性の高い要因によって、公衆衛生の名の下で「テレワーク」が急増し社会常識が変化している
⚫︎都心のテレワーク… 1ヶ月で、10%→50%へ急増 ○地方のテレワーク… その変化は、実に緩やか
ここで都心と地方による格差は生まれつつあるのだが、より重要な問題は別にある。
社会常識の変化は大なり小なり起こっており、かつ、日本の自粛要請は長期化する可能性が高い
《働き方の評価とは?》
『Outcomeによる評価』と『Timeによる評価』 ーーポストコロナ、日本はどちらに戻るのか⁉️
🟤Timeによる評価=昭和的、労働時間による 情報のインプット時間がモノを言う時代で、4時間かけてインプットした人と8時間かけてインプットした人とでは、両者のアウトプット量には当然差が出るし、給与も2倍違かった。
👉BUT!! コンピュータの登場により、そういった情報のインプット→アウトプットといった作業は全て代替されるようになる
🟡Outcomeによる評価=現在的、成果による 働くとは、新しいアイデアや企画を生み出すことであり、それらがいかに目的に沿っていて、効果や成果をあげられるかに対して給与が支払われる
👉NOW!! テレワークにより一時的にこの状況に
例… 昭和くん「8時間かけてまあまあなアイデア❗️」 令和くん「10分で素晴らしいアイデア‼️」 いままでは、8時間に対しての評価だったが、いまは素晴らしいアイデアに評価がなされる
《テレワークの現状》 ◎いままでパフォーマンスが高かった人 👉テレワークでさらに生産性が上がっている ◎いままでパフォーマンスが低かった人 👉テレワークで崩壊(collapse)が起きている
社会的な『働く』ということの価値変化 BUT!! これは社会的必然であり早まっただけ‼️
《Outcome評価に移行する日本の難しさ》
○ 経済格差によるデジタル環境の格差 ○ 日本医学の弊害 (医師数・ICUの少なさ) ○ 教育制度の中での非認識教育の難しさ
など、日本の構造の歪みが浮き彫りにされた 日本は、根本的な見直しをコロナに迫られている
《私たちはどう対応する?》
① リアクティブではなくプロアクティブな対応 ② 絆創膏的な対処のみでなく、構想的な対処 ③ トライ&エラーによる黄金律の獲得
《感想》
ーーーー働くことの『本質』が問われている。
山口周さん著作『ニュータイプの時代』 ◎ New type の人間 ・構想する ・問題を探る ・遊び心を加える ◉Old type の人間 ・予想する ・解決する ・生産性を上げる
Q. アフターコロナにもし、致死率50%の別のウイルスが到来したらどうするか Q. もし日本の自粛要請が2年続いたらどうするか
重要なことは、【トンネルを両側から掘ること】
絆創膏的な対処もしつつ👉👉👉 ⠀⠀⠀⠀⠀👈👈👈構想的に根本的な対処もする
落合陽一氏 『じぶんの付加価値を、 デジタルだけで作っている人が次の時代を作る』
じぶんの『得意』はなんなのか? (他人より何に時間を費やしてきたのか?)
それを他者に『提供』するにはどうするか? (どうやったらそれで他者を喜ばせられるか?)
いかにそれを『デジタルだけ』で構築するか? (いかにテレワークのみで完結させるか?)
さあ、今こそ『自分に問うとき』だ。
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