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2021年9月29日 22:00
読み終えて次のページがないことが分かったとき、ぶわっと鳥肌がたった。読みながらずっと苦しかった。そして怖かった。推しのこと以外のことが断片的にぽつりぽつりと出てくるのがひどくリアルで。彼女にとって推しを推すことが背骨であると痛いほど分かると同時に、自分にも似たようなところがある(あった)と感じずにはいられなかった。自分の場合は推しの存在が背骨だった訳ではなく、推しを推しているという状態が背骨