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海のある暮らし。

「海が好き」っていう感情、自分でもどこで生まれたのかわからない。

別に、海の近くに住んでたこともないのに、何か特別なものを感じてしまう。もともと水泳やってて、水に慣れ親しんでるのは確かだけど、どちらかというと「海」の雰囲気、海が作り出す環境全てが好き。

でも確かに、都会暮らしが長かったからこそ感じる息苦しさから、そう感じ始めたっていうのはあるのかも。だから、「海に行く」っていうのは私にとって特別なことだし、行くたびに新鮮さを感じるのかも。

波の音、海鳥の声、磯の香り、寄せては引く水の流れの感触、見慣れない生き物の形や動き、全部が新鮮に感じる。

海に行きたいな〜って思う時は、大抵何かじっくり考え事をしたい時か、ぼーっとしたい時だから、ひとりで行くことが多いけど、いつものんびり海の街を歩いてみて、もし「海の近くに住む」っていう私の最終的な夢が叶ったら、どんな暮らしになるのかな〜って想像してみるのが好きなの。(家族がいる設定ww)


早起きして、まず砂浜に行ってヨガを30分くらいやる。
終わったら、起きてきた子供と一緒にそのまま目の前の水に入って、泳ぐ。
波が高い時はサーフィンもいいかもね。
近所では常に水着・ビーサンっていうファッションにも憧れ。笑

家に帰ったら、シャワーを浴びて、地元のフルーツたくさんの朝ごはんを食べて、子供を学校に送り出して、仕事に行く準備。
仕事が早めに終わったら、夕陽を見ながらビーチラン。
子供たちは友達と一緒に砂浜でサッカーしたり、砂のお城建てたりして、遊ぶのかな。子供たちのプレイグラウンドが砂浜と海っていう環境もすごくいいなって思う。

夜は家族、ご近所さんとも集まって大勢で食卓を囲みながら、ウクレレで音楽を奏でながら和みの時間。

寝る時は、体に染み付いた波の余韻を楽しみながらうとうと眠りにつく。

土日は家族みんなでサーフボードやらSUPボードやら持ってって一日中砂浜で遊んだり、たまに地元民しか知らない隠れ家スポットでスノーケルしてみたり。
海沿いの素敵なカフェを探検するのもいいね〜。


もちろん実際はこんなに完璧だとは思わないけど、理想の暮らしとしては憧れるね〜。

今日は日曜日だけど、ちょっと肌寒いし、天気もすごく良いわけでもなく、観光で来てる人は少ないから、今も私が座ってる砂浜は、地元の人たちの声で賑わってる。

たくさんの家族連れがいて、SUPボード取り合って喧嘩してる兄弟、沖に行こうとする我が子に注意する母親、波に乗れて喜んでる子供たち、ビーチでサッカーとかバレーボールして遊んでる中高生、犬の散歩に来た仲良し老夫婦、海岸沿いを何回も往復ランしてるおじさんたち。
空は曇ってるのに、みんな爽やかな笑顔で、幸せそう。
私の想像力は膨らむばかり。


そう考えると、都会では当たり前の24時間営業のコンビニやファミレス、5分毎に時間通り走ってる電車、その他「便利」なものは、必ずしも必要なものなのかなって考えしまう。少し日常が不便だからこそ生まれる人との繋がり、自然との繋がりに、私は心惹かれる。

なんでもある都会に住んでて不幸になることはないけど、私の幸せに不必要なものが多すぎて、いらない心配事が増えちゃう。そう感じるようになった。

実際に、コロナの自粛中、10歳の時に東京に引っ越してから初めて2ヶ月くらい都心部に行かなかった。自粛明けてから久しぶりに行った新宿の喧騒さに、すごくストレスを感じて、結局大した用事がない以上、あまり都会に出向く必要性を感じなくなった。

改めて、「自分が本当に幸せになれること」だけを追い求める意義に気づかされた。自分が幸せじゃないと、他の人も幸せにできない。
そして、その人生の目標はひとつやふたつ、シンプルでいいの。欲張りすぎても、全てが手に入らなかった時にがっかりしちゃうだけだから。

私は「海の近くに住むこと」、本当にそれだけかなー。


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