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野菜直売所に需要予測のAIの費用対効果を考えてみた

こんばんは。Chiakiです😊

野菜直売所っていいですよね。
車での旅行が好きなので、道の駅によく寄りますが、わくわくしてついつい何か買ってしまいます😂

ということで、本日の気になった記事です。

野菜直売所、AIが値付け:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73538950Q3A810C2TB1000/

記事要約

NTTデータは農産物の直売所に向け、新鮮な野菜の値付けを自動でこなすサービスを広げる。
AIが天候や販売実績などを元に適切な値段と出荷量が農家のスマホに毎日表示される。客数の予測はおおむね誤差10%いないとなる。

日本経済新聞記事要約

農家、消費者、直売所の三方よし

直売所の需要予測に特化したこちらのAIは「アグリアスエ」といい、農家、消費者、直売所の三方よしを目指しているみたいです。

日経記事によると以下のメリットがあります。

日本経済新聞記事より

それぞれに利点がありますね。
AIの目的としては販売の機会ロスをなくすことですね。機会ロスがなくなるならすごくいいサービスだなと思いました。

気になった費用

ただ費用が気になりました。
記事によると1店舗あたりの初期費用は33万円で、月額利用料は3万6,300円になるそうです。

こちらの費用は高いのか、どれくらいの効果が出れば元が取れるのか気になったので、調べてみました。

直売所の規模としては1兆円を超えるもので、まちむら交流きこう調べでは、1店舗あたりの直売部門の年間売上額の平均は14,500万円前後だそうです。(2018年調べ)

ということは月の売上額は1店舗あたり1,208万円くらいですかね。一日あたりだと40万。もちろんそれよりも多いところと少ないところはあると思いますが。

直売所の規模を舐めてました。これなら月額費用も賄えるのかな。初期費用を1年で償却しようとすると最初の一年は月額6万3,800円くらいの売り上げの伸びが欲しいところ。ということは一日あたり2,126円ほどですかね。

ちなみに平日の客数の平均は390名前後で、客単価は1,050円前後。休日の客数の平均は550名前後で、客単価は1,180円前後。

客が一日あたり二人増えるか客単価が平日だと5円伸びるもしくは休日だと3円ほど伸びれば元を取れるということになるはず。

そう考えると費用としては安い気がしてきました。AIの目的は機会ロスを無くすことなので、今まで買いたかったけど、買えなかった人達が商品を買えるとしたらこれくらいの伸びは出てくるのかなと思いました。

直売所市場は2016年に1兆円を超えましたが、2021年では1兆464億円と伸び悩んでいるみたいですので、このAIを導入することで、さらに市場として売上が伸びていけばいいなと思います。

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