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【雑記】英会話の訪問勧誘に腹が立った話

 どーも、筑前助広です。今日は表題の件についてのお話。珍しく腹が立ったので、ザビーネ・シャル先生から「感情を処理できん人類はゴミだと教えたはずだがな」と叱られる前提でお話します。

 昨日、仕事の休憩中に、嫁さんからこんなLINEがきました。

「英語の体験をすることになってしまった」

「なってしまったとは?」
「家で」
「は?」

 詳しく訊くとこうだ。
 突然、若いお姉さんが押しかけて来て、赤ちゃんが寝ているからと断るも玄関に入って座り込み、英語教育について色々と話し出す。
 教材費が高いので嫁さんは断ろうと思いつつも、汗だくで色々と説明するお姉さんの笑顔の裏にある悲壮感に圧されながらも話を聞いていると、そこに小1の娘が帰宅。

「ハロー!あなたがお姉ちゃんね!」

 うちの娘は、チョロい。おだてに弱い。お姉さんの話術に引っ掛かり、娘ノリノリ。「英語したい!英語したい!」と、母親を裏切って押し売りの後押しをするという謎展開。
 そこで、お姉さんが英語体験を切り出す。パパとママがいる時が良いと、勝手に話を進め、チョロい娘の楽しそうな笑顔もあってか嫁さんはいよいよ断れず了承。僕の休みの日にブッキングされた。

「では、体験レッスンは500円ですので、お願いします」

 お金のことは完全に後出しじゃんけん。しかし、ここまで来て何も言えなかったようで、500円を払ってしまったようです。

 ここで、LINEに繋がります。
 僕は「やめろ」と言い、「電話するけん、番号教えて」と返信しました。ええ、怒り心頭なのです。
 前提として、僕は訪問販売の類が嫌いです。そもそも、他人様のプライベートな空間に約束も無く上がり込むという行為が気に食わない。
 そして、子供を抱き込むという手法。そして、体験レッスンが有料という後出しじゃんけんという詐欺師の手法。
 そもそも、何故うちに子供がいるとわかったのか? 名簿屋がいるのか? であるなら、甚だグレーじゃないか(適法・違法は知らんけど)

 兎も角、僕は戦闘モードに入ったわけです。
 こう見えても、僕は百戦錬磨のホテルマン。クレームの納め方を知っていますが、それは同時に有効な戦い方を知っているという事でもあるのです。

 で、電話。

「もしもし、さっきおたくから勧誘を受けたんですけど、うちはそういうの無理なんでやめてもらいません?」

 の第一声からスタート。
 開戦の狼煙やーー!と思いきや――

「キャンセルでございますね!承りました!」

 簡単に話が進んでしまった。
 引き止めでもあれば戦ってやろうと思ったのですが、拍子抜け。返金も直接持っていくか、小為替で行うかと訊かれたのですが、僕は職場だし嫁さんも顔を合わせるのはバツが悪いだろうから、小為替にしてもらいました。
 こうも簡単に終わったのは、同様の問い合わせが多いからだろうか。ネットで検索しても、悪評しかでませんし。

 こうして、訪問販売とのバトルは終わったのですが、考えれば販売のお姉さんも可哀想だなぁと。
 若いお姉さんだったらしいので、新卒か若手だろう。体験レッスンをゲットするノルマを課せられているのは間違いない。
 汗だくで満面の笑みで訪問し、嫌がられている雰囲気を感じないように心を殺し、必死で案内する。泣けてくる。
 もし、僕がその場にいたら「お姉さん、この仕事辞めな?」と言ったに違いない。
 もしかしたら、お姉さんも被害者なのかもしれない。本当にこの仕事がしたいのだろうか。高い英語力を持ちながら、やっている事は詐欺師のような押し売り。
 そして体験レッスン料の500円は返金になったが、その500円はお姉さんの給料から引かれるのか。色々考えたら、可哀想で仕方がない。

 通えば、英語が身に付くかもしれない。勧誘はどうあれ、この会社もプロでしょうからね。
 ただし、それだけに強引な勧誘が勿体ない。そこは企業イメージの為にも改善した方がいいと思いますよ。なんちゃらキッズクラブさん。

◆◇◆おしらせ◆◇◆

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