【持論】「同志少女よ、敵を撃て」の直木賞ノミネートと、歴史時代小説の地殻変動について
これを読んでいる方の中には、感じている方もいると思うが、現在「歴史時代小説」というジャンルが、大きな地殻変動を起こしている。
その事については、常日頃からTwitterで提唱している事であるが、この流れは「同志少女よ、敵を撃て」の大ヒットと第166回直木賞のノミネートで、更に加速するだろう。
さて、そもそも歴史時代小説の地殻変動とは何か? だが、それは端的に言うと「歴史時代小説として扱われる範囲の拡大」である。
では、この流れはどこからだろうか? と考えた時、川越宗一先生