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Hurt people, hurt people 傷ついた人は、人を傷つけてしまう


Hurt people, hurt people(傷ついた人は、やがて人を傷つけてしまう)

今回は悲しいお話しです。苦手な方、心が弱った人は今は避けた方が良いと思います。


傷ついた人、例えば家で両親から肉体的、精神的な暴力を受けた人。子どもの頃、親の愛情が必要な時期にこうした暴力を受けたり目にしてしまうと、強烈な記憶として胸に刻み込まれてしまいます。理不尽な暴力が繰り返されれば、幼い心がだんだんと壊れていくのは仕方ないことかもしれません。

親の側にもおそらくは発達障害のような背景があって、自分のことで必死なのかもしれません。でも子どもの心には大きな影響を受けます。中には不登校や自傷行為、家出、絶望から死にたいとすら思うことさえあります。

そんな傷ついた子ども達も年をとれば恋愛を経験します。でも深く傷ついた心は、素直に愛情を受け取ることに不安を感じ心に湧いた愛情をどう表現して良いのかも分からなくなります。心の優しい人に出会えれば幸せを実感して癒やされるでしょう。でも相手の心に不安があれば良い関係は築けません。
メンヘラ、世間は簡単に名前を付けますが、当事者の心の痛みや辛さは相当なものです。

子どもが生まれれば、大変な育児ストレスに襲われます。余裕をなくして追い込まれれば、心に刻まれた悲しい記憶が無意識に体を動かします。子どもに同じ事をしてしまい、そうして不幸が連鎖します。

自分に余裕がないと、良い恋愛は難しそうですね。その先はもっと大変です。相手の人とお互いに成長できるような関係でいたいものですね。

↓は日本こども支援協会のホームページです。僕たちが少しずつでも力を合わせたら、未来は変えられるって、そう信じてます。


特に子どもに関する記事は衝撃的で

令和2年度の虐待相談件数が約20万件

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ひとり親家庭の半数が貧困

としています。少子化も問題ですが、数少ない子どもにこれだけの問題が及んでいることには危機感を感じますね。

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