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答えはドラえもん

飽きっぽい。とにかく何かを長く継続させたことがない。昔から。

そのくせ好奇心は人一倍で、やりたいこと関心を持つことは常にいっぱい。そしてそれにすぐ齧り付いてしまう。

便利な時代である。偏ったジャンルでさえ、ほとんどのものは100円ショップに行けば揃っている。先日はダイソーの釣り道具の品揃えに友達が驚愕していた。ダイソーの市場調査力やら製造管理力やらとんでも無いな。ダイソー神。

で、私の近々の例である。
年明けに突然「手帳コラージュがステキ!」とトキメキが走り、この時はダイソーセリアキャンドゥをはしごしてキラキラしたシールと可愛い色のペンをたくさん買って来た。総額1500円くらい。

「キラキラシールを可愛く手帳に貼ってペンでやりたい事なんて書いちゃって、アガる手帳に仕上がるに違いない。2024年は手帳活用するぞ〜ウフフフ!!!!」


あれから1ヶ月。

かわいい「にこにこぷん」のポーチに入れられたそれらは、これまたダイソーで買って来た「諸々を入れるために100円で1番デカいカゴ」に入ったままである。

シールを買って来たあの日、まず私は手帳に「2024年の手帳は毎日書く」と書くべきだった。2月も半ば、何も書いていない新品の手帳…。

過去を振り返れば、消しゴムハンコ、インスタで見た可愛い手作りアクセサリー、ちょっと凝ったデザインのセルフネイル、それらの道具は全て準備万端でベンチ入りしている。

「我らはアップも万全なのに、試合はいつ始まるのか?」もはや無差別異種格闘戦と化したカゴの中の彼らのやる気と憤りを日々感じる。


ああ、なぜゆえこんなに物事が続かないのか?寝ながら真剣に考えてみた。すぐ寝付くので3日かかった。


おそらく私自身が「自分で学ぶ」というスタイルに向いていないのではないか?

興味は人一倍なのだが、イチから自分で勉強出来るほどの忍耐力が人の半分も無い。

独学は教えるも学ぶも自分自身なので、私先生はすぐ「また明日にする?」と甘い言葉を発する。そう、そして明日はやってこない。無限ループ先生。

しかし学生時代の成績は悪くはなかったな?と思い出す。
おそらく人に教えて貰えば飲み込みは早いのだ。そうか、私みたいな人間は独学ではなくカルチャースクール等誰かに教えてもらうスタイルが向いているのでは?独学など天才のやる事なのだ。

うん、私のチャレンジユーキャンが永遠に終わらない訳がわかった。もう資料は送らないでくださいポテンシャルの高い指原さま。



とはいえスクールに通うにはある程度のお金がかかる。家事育児で自分のために使える時間も限られる。

何よりネックなのは、私はロングスリーパーなのだ。毎日21時には就寝したい。睡眠時間が足りてないと昼間まるで使い物にならずコタツに入りすぐ寝る。通う時間があれば寝たい。ああ、もはや理想と現実は日本とブラジル並みに対極。ブラジルの人聞こえますかー!

しかしそれを超えて行けるのがポテンシャルの高い人間。睡眠時間を削って活動ができるスペックの高い人々。私の周りにもいます。そういう人々が社会を動かすのである。私の出る幕ではない(壮大)

こたつに入った途端3秒で寝るのび太スペックの私はこの先もダイソーのカゴに興味の破片を詰め込んで行くのであろう。何かを極めたいと思いながら、睡眠の質だけを極めていくのび太的人生。ねぇドラえもんなんとかして〜。

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