【第130回】2023年度地区防災計画モデル事業の対象地区決定
質問 2023年度モデル事業の対象地区が決まったんですか。
概要
①地区防災計画モデル事業
②2023年度モデル地区
③モデル地区の担当教員はシンポジウム・大会報告等を実施
解説
①地区防災計画モデル事業
2020年度から開始された地区防災計画学会の地区防災計画モデル事業では、モデル地区において、地区防災計画の策定を支援し、住民主体の地域防災力の底上げを図ってきました。
災害対策基本法では、コミュニティで住民等が地区防災計画の素案を作成し、それを市町村防災会議に提案し、市町村地域防災計画の中に書き込むという手続が法定されていますが、このモデル事業では、モデル地区において、地区防災計画の素案を作成し、市町村の防災会議に「計画提案」ができる状態にするとともに、そのプロセスを再現性も意識して学術的に分析し、事例の横展開を図っています。
これまで2020年度は9地区、2021年度は11地区、2022年度は13地区の合計(のべ)33地区でモデル事業が実施されてきました。
②2023年度モデル地区
2023年度の地区防災計画モデル事業につきましては、地区防災計画学会内で公募が行われておりました。
この公募を経て、6地区が対象地区として選定されました。
以下が、担当教員及びモデル地区の一覧になります。
③モデル地区の担当教員はシンポジウム・大会報告等を実施
各地区の担当教員には、計画づくりの支援や調査研究活動を受けて、2024年3月2日(土)に開催される地区防災計画学会第10回大会で「個人報告」を行っていただくとともに、「パネルディスカッション」に登壇をして、議論を行っていただくことになっています。
また、当該大会での議論を受けて、2025年度に発刊される地区防災計画学会誌第30号又は第31号に査読論文を投稿していただくことになっています。
なお、これまでのモデル事業については、学会誌第20号及び第23号並びに2023年3月4日に開催された第9回大会の基礎資料に掲載された関係資料を御覧ください。
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