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アイヒマン列島と化した日本


最近はサッカーワールドカップが国民の「最大」イシューとして機能しているようです。
マスメディアの議題設定はサッカーとコロナ、外国の脅威演出が中心に据え置かれています。

マスメディアの議題設定機能は、大衆の認識、意識をコントロールし、「マスメディアにとって」必要な情報と不要な情報を加工して選り分けて放送しています。

プロパガンダ、情報操作、印象操作はその加工の過程で行われ、その加工のされた情報が「大衆の真実」として流通するのです。

政府や役所はマスメディアの情報を一切精査せず、「事実」として、対策を名目とした権利制限を施しました。

そして、マスメディアが大衆に植え付けた意識は、「感染対策」という印籠で自らの権利を制限し、さらにそれを他者にまで強要するという暴走を許し、感染対策を免罪符に「上の指示に従っているだけ」という無責任社会を形成しました。

企業も学校も政府も役所も医療施設も二言目には「ルール」「上の指示で~」、「政府のガイドラインが~」と、私は私の仕事をしているだけという態度を社会的に許容してしまっているのです。

私が抗議したところはすべてこのような返答でした。

その大人の無責任さで割りを食うのは常に「子どもたち」です。大衆は良心には従わず、組織に従い、人間性を喪失し凡庸な悪の輪郭を明確化している現状となりました。

「凡庸な悪」とはハンナ・アーレントが提唱した

「第二次大戦中に起きたナチスによるユダヤ人迫害のような悪は、根源的・悪魔的なものではなく、思考や判断を停止し外的規範に盲従した人々によって行われた陳腐なものだが、表層的な悪であるからこそ、社会に蔓延し世界を荒廃させうる、という考え方」

とされています。

現代に当てはめて考えれば感染対策を社会が要請し、それを受け入れることで常識、モラルがない人間と烙印を押されることを回避し、それと引き換えに子どもたちの発達や健康、人権を侵害します。
ところが、それはないものとして扱われ臭いものに蓋をするという日本の悪習を継続することで、「私は悪くない」、「上に従っただけ」と責任回避の言い訳まで準備しているといった構図です。

厚生労働省の官僚たちもこのマインドでいくらワクチンの危険性を訴えても、アイヒマンと化した役人は優秀なのか、マックス・ウェーバーの言う、憤怒も不公平もなく、さらに憎しみも激情もなく、愛も熱狂もなく、ひたすら義務に従うロボットとして医療行政を司っています。

コロナワクチン接種後の死亡者が1900人を超えている現状でもそのような態度に徹しており、被害者の悲痛な訴えをのらりくらりとかわしているように見えます。


京都大学名誉教授の福島雅典医師が激昂して訴えています。
ようやく多く権威も声を上げるようになりましたが、権威に頼ってばかりでもいられません。

コロナ騒動という茶番劇は世界権力の行う権力犯罪であり、巨悪です。巨悪は法律では事実上裁けません。

巨悪を裁けるのは国民の声しかないのです。

一方では憲法改正の世論づくりも行われています。
このような現状で憲法審査会が行われていることがどれほど狂気じみているのかご理解いただけるでしょうか。

緊急事態条項の目的は国家を守るという建前で、真の目的は間違いなく人権剥奪・思想言論の自由・結社の自由といった国民の基本権の破壊なのです。

国会議員の給与はこの悪政下でも上昇しています。
庶民は物価高に苦しめられているのにもかかわらず、インフラを売却する売国奴たちは甘い汁を吸い続けています。

アイヒマン列島と化した日本にある唯一の希望は一般国民の状況理解しかありません。

声を上げることはそんなに難しいことではありません。

マスクを外すこと、ワクチンを打たないこと、おかしいとおもたことを周囲と共有すること、疑問を誰かに聞いてもらうこと、役所や政治家に電話することなども声を上げることのひとつの手段です。

残念ながら日本には国民を守る権力者がいません。
考えていることは概ね国民からカツアゲをし続け、甘い汁を吸いつつ、殺すことです。
それが、日本政府の飼い主の指示だからです。

現実を直視し、状況を理解することは辛いことかもしれません。今の生活を奪われるリスクと、声を上げるリスクを比較したとき、どちらのリスクを取るべきでしょうか。

あのとき声を上げていればと後悔する未来は確実に訪れるでしょう。逆に知っていて沈黙するのであれば共犯者となります。
その境界線に国民は立たされています。
自らの存在意義は他人が決めても、存在価値は自分で決めてほしいと切に願います。

愚か者は、真面目さを盾にする。

~シャルル・ド・モンテスキュー~

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