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知性と魂

有名人の死亡ネタでメディアスクラムが組まれるスピン報道が行われています。
マスメディアはLGBTをある時期から起用し続け、大衆を「慣らして」きました。
それが機が熟したということで、LGBT理解増進法の整備が行われたのです。

私はその亡くなった芸能人をほとんど知らず、知人に聞いてみたところ「志茂田景樹みたいな小僧」といわれ、なんとなく思い出しました。
その方も、戦争、軍拡については明確に否定していたようなのでそろそろ利用価値が無くなったと判断されたのかもしれません。

いずれにせよ若い方が腐った大人に利用され、それを大衆が消費し、用が無くなれば干され、干されたこともネタにされ、死んだことすらネタにされます。
マスメディア、芸能界のこういった側面は実に度し難い部分です。

基本的なことですが、マスメディアが人の死をネタにするのはまずひとつに「数字が取れる」からです。
マスメディアに限らず、メディアとは広告業ですから有名人が死んだと報道すればそれで広告が見られる機会が増加します。

有名人でなければ数字にならないので、一般人の死亡を報道することはありません。

当然、マスメディア業界でネタによっては「このネタは放送しない」「このネタはいつ放送する」という取り決めがあります。
業界政治と言えばそれまでですが、要は業界という大きな枠組みの利益を最大限にするという試みです。

何が言いたいのかというと、「マスメディアの本質は宣伝であり、放送される内容には必ず意図がある」ということです。

目的はビジネスですから、

・株主利益
・スポンサーの利益
・業界の利益

これらが主な目的です。

マスメディアだけでなく、ネットメディアでも同じです。
個人のブログなどでもそのような広告料、アフィリエイト利益を目的としたメディアがあるように、基本的には「利益」を目的に発信している人がほとんどです。

問題は読み手にその発信者の利益を判断することができるかということで、それがいわゆる情報リテラシーの有無に繋がります。

情報社会である現代では様々な問題が顕在化されます。
すべての問題を拾い上げることはできません。
しかし、どの問題を取り上げ、どの問題を取り上げないかは情報発信者の特徴や傾向を判断する材料にはなります。

例えば私なんかだと都市伝説やあからさまな陰謀論などは取り上げません。事実と考察を主として取り上げます。
何故なら、それらを取り上げることで記事の内容が希薄になる可能性があるからです。

都市伝説と言っても事実として流通しているものは取り上げますが、都市伝説、陰謀論も玉石混交で読み手を惑わす細工が施されている場合も多々あるのです。

社会問題でも原発問題の深いところまでは取り上げていません。理由は「そこまで手が回らないから」です。
原発の利権や技術、健康問題などは非常に複雑になっており、私には理解し難く、せいぜい他人の情報を引用させていただくことしかできません。

当然ですが情報は武器であり、価値があります。
誤解を恐れずに言えば、ゴミのような情報も、有益な情報も活かすのも、最終的には読み手の解釈次第ということになってしまいます。

読み手の人生経験や知識、情報収集能力、情報を繋ぎ合わせる能力などが、情報を咀嚼する要素となり、判断の基礎となります。

理解できない、難しい、そんなことあるわけない、どうでもいいという判断も当然あります。
しかし、大抵の場合、情報に真摯に向き合った者達の結論は
一致していることが多いように思えます。

わかりやすい情報に飛びついてしまうのも人情ですが、その人情という傾向を利用して意図する方向に誘導するための情報を流す者も確かに存在しています。
マスメディアが典型でしょう。

マスメディアはコロナワクチンを原因とするであろう20万人を超える超過死亡数を報道せず、コロナ後遺症などという嘘をバラ撒きます。
野党も与党とグルになってコロナワクチンを推奨したためにだんまりを決め込みます。

国家による大量殺戮が厳然と、また明確に行われている事実を情報として私は発信しています。

コロナワクチンだけではありません。
社会保障費の増額、インボイス制度やあらゆる増税、農薬、遺伝子組換え、食品添加物、人を病気にする医療制度、放射線などあらゆる方面から立体的に攻撃されています。

私のブログの読者にとっては釈迦に説法かもしれませんが、これらの作為を「権力の殺戮を目的とする作為」と解釈するか「様々な国家的事情から偶然にこういった社会状況になった」と解釈するかは読み手の力に依存してしまうのです。

例えば、最近はNHKで「ショック・ドクトリン」についての情報が放送されているようですが、これは何を意味するのでしょうか?
これも支配層にとっては不都合な情報のはずです。
でも取り上げているということは、何かしらの意図があるということです。
ここでその事実を解釈する力が求められます。

・支配層が公平に情報を与えた事実を残すため
・タネ明かしをすることで大衆の反応を確認するため
・単純にそろそろいいだろうと判断したため

ショック・ドクトリンという言葉が話題になっていたのは今から10年以上前のことです。私がナオミ・クラインのショック・ドクトリンを読んだのは2009年位だった思います。

この手法は使われ続けて今も使われています。
惨事便乗型資本主義とも言われますが、今更感はあります。

東日本大震災のときも、「復興のためのTPP!」とか「今こそ再生可能エネルギーを活用するとき!」などと言われ、新自由主義的政策が断行されました。

支配層は真実をシンボルとしてマスメディアに取り上げさせたり、取り上げても何もせずに承認することで、せせら笑っている奇癖があるので、そういった意図もあるのでしょう。
シオンの議定書風に言えば以下のような感じです。

「今更ショック・ドクトリンの内容を大衆が知ったところで何もできないだろう。実はこのやり方で貴様ら家畜をコントロールしていたのだ。家畜を御するにはやはり恐怖を利用することが最も有効だと再確認した。私達のワンパターンの手法にいつまでも気付かない貴様ら家畜にも知る権利はあるのだから、教えてやっているんだぞ。感謝しろよゴイムども」

優生思想の塊の連中の発想などこんなところでしょう。

そして、また数年以内に「脅威の感染症の再来!」と適当
なコピーでショック・ドクトリンが行われるのです。

日本版CDCやモデルナの福島ワクチン工場が作られるということは日本政府と製薬会社は確実に大量のワクチン購入契約を行い、運用されているはずです。
そうでなければ、大企業が投資するはずがありません。

彼らは必ず再度、感染症騒ぎを起こすのです。
これらの情報を繋ぎ合わせて、推測、考察、予測すると「陰謀論」と解釈する者が一定数います。

感染症騒ぎなど大企業グローバリストによる事業計画のであり、マーケティングの一部なのです。

私はこのように結論付けますが、もちろん正解など蓋を開けてみるまではわかりません。
そうなるかもしれないし、ならないかもしれません。

ですが、人が人である以上悪事は尽きないし、悪事を行う者にも彼らなりの正義を主張します。
正しいも間違っているもなく、支配層の良いように社会をデザインしているに過ぎず、そのデザインされた社会に一般大衆のほとんどは不要であると伝えてくれてはいるのです。

些細な情報が命に関わる戦争状態の社会ではありますが、一見すると平和のように見える部分もあります。
しかし、これこそゲッベルスが言った「大衆は自分の見たいものが世界のすべてである」ということでもあります。

それはおそらく真実です。
つまり私が何を言っても大衆には響かず、伝わらないというのははっきりしています。

その原因は私の能力の問題もありますが、大衆は考える教育を受けていないということに最大の問題があります。
それは戦前も同様です。

大衆は臆病だから群れを作ります。群れになればリーダーが現れます。臆病なリーダーは臆病な人たちを導きます。
臆病な大勢は「自分で判断するのは怖いからリーダーに決めてもらおう」と考えます。
臆病なリーダーは大勢を自分を守るために利用します。

つまり、大衆に知性などないのです。
大衆は群れるわけですから、群れる者に知性などあろうはずがないのは自明の理です。
私の知る限り、知性のある人はまず群れることはありません。

大衆は思考のための土壌を奪われていることは間違いありません。
これが本当の「負ける」ということです。
自らの頭で考えて自分の責任で判断することが大衆からの卒業ということになり、「本当の大人」になれます。

魂が試されるのはこういうときです。
プライドを捨てることと魂を売ることの違いは、規範の問題に直面したときに、その規範と自らの良心に従えるか否かです。

プライドを捨てれば所得などある程度まで増やすことはできるでしょう。巷で言われる「成功者」にはなれるとは思います。しかし、魂を売ってまで得られる所得は苦悩と不健康を招きます。

それを解消するために快楽を貪り続けます。
安寧を求めて、探し続け、そんなものはこの世界のどこにもないということに気付くまでケダモノとして生きることになります。

それを現代社会では「高みに登った者の特権」と言ったりします。
本当にバカみたいな話ですがよくあることです。
昔の人はよく言ったものです。

バカと煙は高いところが好き」と。

考え続けましょう。

幸福は手に入っている時は常に小さく見えるが、それを失った時、いかに偉大で貴重なものかが分かる。

マクシム・ゴーリキー

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