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アイドルという存在と進化に見えるもの
今から書くことは、私の中から不意に
溢れて止まらなかった言葉たちです。
意図を持って書こうとしたわけでもなく、
散歩をしながら言葉が溢れてくるまま
道端で書き上げたものです。
かつてアイドルは
人々にとっての疑似恋愛の対象であった
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そのため、選ばれし若者たちは
女性、男性という性を恋愛に見立て
演じる事を強いられていたのだ。
アイドルという像は
まるで光のようにキラキラと輝いていて
誰もが惹きつけられてしまう魔法のような
存在であったため
この地球での愛を知らず
愛を忘れてしまった人々にとっての
希望であり光であり
そして恋愛ができるという存在であったのだ。
だからアイドルたちは
君を愛してる。あなたが好き。
私と一緒にいて。これからもそばにいてよ。
そんな、まるで恋愛中の恋人たちが交わす
会話を思わせる言葉を
音楽を使って声で体で表現する必要があったのだ。
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しかしながら、アイドルをしているその若者も
ただの人間なのであった。
だからこそ、性という対象として
まるで消費されていくその姿は
年齢という月日を重ねるごとに
人々からの価値を失い、
若者たちの多くはアイドルという像を脱ぎ
一人の人間として生きていく道を選ぶのであった。
アイドルとして生き
歳を重ねていくことはつまり
人間であって人間ではない。
という事にもなりかねなかった。
だからこそ多くの疑似恋愛の対象となってしまっていた若者たちは
ある一定の時が来ると自らアイドルという
その座を降り、
一人の人間として立っていく事が多くあったのであった。
そんな歴史がこの世には今に至るまでもう
たくさんたくさんあったのだ。
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しかしながら現在は、
アイドルとして生きながらも
一人の人間として立ち自らの思いを表現し
生きている存在がいるのも事実なのである。
彼らはアイドルというその役目を全うしながらも
その役目に留まらず、
その役目を超えた真の使命を
無自覚か自覚があるのかわからない部分で
人々に啓蒙し続けているのだ。
かつてのアイドルという存在は
疑似恋愛の対象であった。
しかしながら、疑似恋愛の対象であるだけでは
恋や愛を歌い、ときめきを与えることはできても
人々を本当の意味で愛に導き啓蒙することはできないのだ。
だからこそ、今ではそんな存在がいる。
それによる影響はとても大きなものだ。
まるで宗教のような、
だけどその宗教さえも超えた
真の自立と真の愛に向かう人々がそこに生まれる。
まるでそれはライトワークのように。
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かつては疑似恋愛の対象であるだけが多かった
アイドルという存在は時を越え今では
人々を導き、啓蒙し、本当の意味でも愛とそして
光を与える存在にもなっているのだ。
かつてアイドルとして性そして疑似恋愛の対象として命を削り愛と光として存在した全ての人へ
愛と癒しと光を
現在もなおアイドルとして
人々を導き啓蒙し愛と光を送っている全ての人へ
敬意と賞賛と愛を
贈ります。
そして、あの頃の私がこれを見て少しでも
少しでも心を軽くして癒されていたらいいなと
気持ちを込めて…
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