待つということ

予定日まであと一週間を切った。さすがにそわそわし始めるし産みたくなってきた。切迫早産や先週の台風のときはまだ生まれないで〜と言っていたので、なんだか勝手だなあと思いつつ。

先日の検診で、私の身体は準備できてるけど赤ちゃんはまだ下りてきてないですね〜とのことだったので、のんびり屋の赤ちゃんなのかな？と思っている。そろそろ生まれてほしい気もするけれど、母親の私が子どものことを待てないで誰が待つ！という気持ちもあるので、「自分のタイミングで生まれてくるんだよ〜ママは準備しておくからね〜」と毎日お腹に話しかけている。

赤ちゃんが準備できたら生まれてくるのかな？と弟に言ったら、「いや、子宮がまだ準備できてへんってことやで」とマジレスされた。医学部生なので軽い気持ちで言ってもマジレスされることが多い。「最近いびきがひどいんだけど」「足が痛くて歩けないんだけど」とか言うと、だいたいこわーい病名を返される。おおこわ...。

赤ちゃんは2500g切るかもね〜と先生に言われたので、小さめの赤ちゃんらしい。とはいえ今更心配してもどうにもならないので、お腹の中でもう少しゆっくり大きくなってくれるのがいいような、でもそろそろ顔見たいような、と気持ちが水面のようにゆらゆら揺れている。

10月は夫が体調を崩したり、台風がやってきたりとなんだか心身ともにバタバタしていたので、ようやく今週、気持ちが落ち着いて、出産モードになってきた。身体も出産モードになっているからか、頭がぼおっとするし、家にこもりたくなっている。物事のすべてのペースが、更に落ちている。ただ単に、日が短くなって眠たいだけかもしれないけど。

今週は、ウォーキングがてら行ってみたかったカフェをいくつか訪れてみた。アイスカフェラテに栗チーズケーキ、コーヒーにスコーン、ハーブティーにレモンマフィン...どれもこれも美味しい、と調子にのって注文を重ねていたらお財布が薄くなってきた。そろそろ生まれないとカフェ破産しそう。

でも産後は産後でもっとバタバタだろうし、つかの間の一週間、と思って、のんびり過ごしている。私がのんびりできるように赤ちゃん待っててくれているのかな〜とか、都合良く考えたりもする。ここから一週間、二週間くらいは予定を立てたとしてもすべて(仮)なんだなあ、と思うとなんだか不思議。とりあえず急ぎの用事は今週でだいたい終わったと思うので気持ちも楽になった。

それでは、また。