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11.22

久しぶりにどんよりとした曇り空が広がっていて、景色から色彩がちょっと失われていて、寒くて、そういう晩秋の日は、どことなく寂しい気持ちになる。電気が今ほど普及してなかった時代は、こういう晩秋の、どんよりした午後はどう過ごしてたんだろう、と思う。

今読んでいる赤毛のアンの第6巻は、タイトルが炉辺荘のアンで、炉辺荘ってなんだ、と思ったら、英語だとfiresideらしく、暖炉のまわりで集まって家族団らんする、というイメージらしい。ちょうど先日読んだ箇所にそのシーンが描かれていて、晩ごはん後、家族みんなで暖炉のまわりに集まってお話をするのが一日のいちばん幸せな時間、と書かれていて、なるほど家族団らんのイメージって今も昔も、国も違えど変わらないなあ、と思ったのだった。

それでは、また。

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