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日記 1.2〜8

月曜日
年始2日目。おうちでのんびりする予定だったけれど、急遽義実家に行くことに。わたしは家事をしてから出る。年始なのになぜか家事にすごく時間がかかり、着いたら夕方だった。

でも子どもがいなかったので、いつもより時間をかけて家事できて、達成感と満足感。気になっていた、窓の桟とか、ピアノの上とかのほこりを拭けたのがよかった。

火曜日
年始3日目。朝からもぐもぐごはんを食べる。誰かに朝ごはん用意してもらえるのってとても嬉しい。

午前中、みんなで近くの公園へ。凧揚げしているおねえさんがいて、来年は子どもとしたいね〜と話す。

お兄さんがすべり台でボールを転がしているのを見て、自分もやりたくなったのか、いつもならボール貸して、って言ってみたら?と提案してみても、嫌だ、と言っている子どもが、一緒に言いに行こう、と言ってて、成長を感じてすごい!と思う。

むしろなんだかわたしが緊張してきたのだけれど、優しいおにいさんで向こうから挨拶にきてくれて、5さいくらいらしい、ボールを貸してくれた。気持ちがほこほこした。

水曜日
今日から保育園。いちおう仕事は休みでいってたけれど、明日からいきなり仕事がしんどすぎたので、午前中仕事する。午後は家事しようと思ったけれど、眠くなったので、気になってた文房具入れてる棚だけ整理して、昼寝。

夫は粗大ゴミと、洋服を一袋分処分してきてくれたので、すごく気持ちがすっきり。

木曜日
仕事始め。昨日から仕事モードに慣れてたのでわりと頭もスムーズに働く。
夕方子どもの保育園の帰りに、いつもみているいすずのトラックを見送ろうと待っていたら、運転手さんが、あの、いつも手振ってくれていますよね?よかったらこれ…と言って、子どもにミニカーくれて、うちの会社のオリジナルなんです、ってことでミニカーを渡してくれた。

とても嬉しくて、帰り道、気持ちがほこほこしながら帰ってきた。帰ってきて調べたら、八洋って会社らしい。

子どもはよくこうやって、車や電車を見ていて、そこで働く方々にシールやカードやらをもらうので、なんだか、子どもが生まれる前は話さなかった近所の人とかと、話す機会ができて、とても新鮮だし、子どもを起点として、地域社会ってできていくんだなあ、とすごく実感している。

金曜日
お迎えで歩いていたら、梅の花っぽい、あかっぽい花が咲いているのを見つける。梅にしては早いけれど、なんだったんだろう。花に詳しくなったら、季節をもっと楽しめるのに、といつも思う。

保育園から出て、地域センターみたいなところで遊んでいたら、おふとんのカバンを忘れたことを思い出し、もう一回保育園に戻る。

ちょうど同じクラスの子たちと一緒になって、玄関で4人くらい集まって、ばいばーい、とかやっていた。親同士は今年もよろしくお願いします、みたいになって、もう2年くらい一緒のクラスなので、だいぶ親御さんの顔も覚えてきて、ちょっとした立ち話もするようになった。

みなさん、さらりとした感じで、わりと話しやすくてありがたい。東京だからかな、保育園だからかな、わたしはわりと、東京の「冷たい」と言われがちな距離感が、さらりとしていて、お互い干渉とか監視とかべったり、みたいなのがない感じが、わりと心地よかったりする。

土曜日
子どもが両親と出かけてくれたので、めずらしく、夫とふたりで出かける。東博の謎解きゲーム。3時間くらいかけたけど解き終わらなくて閉館時間に出る。

展示より、建物のちょっとした装飾とか、ステンドグラスとか、ライトの装飾とかに惹かれた。子どもが大きくなってもう少しまた、ひとりで出かけられるようになったら、着物着て、洋館めぐりして、東京のお出かけを満喫したい。

日曜日
朝からドーナツとコーヒーで、休日の朝、という感じがして、テンションが上がる。小麦粉系のスイーツが好きなので、ドーナツはクッキーの次くらいに好きかもなあ、と思いながら食べる。

夕方、子どもがひざに座りながらYouTube見てたので、その間、いつもはインスタのストーリーズだらだらみてるのだけれど、たまには、と思い立って、積読していたtattvaという雑誌の、最新刊(7)を開く。もし、明日、わたしたちの仕事がなくなるとして、というのがテーマ。

文明の、6つのレイヤーという記事がとてもおもしろかった。良い文明は、ファッション、商業、インフラ(道路や通信、建物など)、文化、自然、あれ、もうひとつあった気がするけれど、気のせいで、5つかもしれない、の、レイヤーに分かれて、それぞれ、変化するスピードが違う、という話。

変化するスピードが違うから、外からのショックに対しても、その文明は、素早く適応して変化したり(ファッションやビジネス)、一方で、その文明らしさ、を継続できたりする(日本らしさ、といった文化や、山、川、海、などの地形や自然)。

各レイヤーは、隣接のレイヤーに影響を与える一方で、他のレイヤーが早く変化するなら、自分のレイヤーは遅く変化するなど、バランスをとる必要があるとのこと。
ちなみに教育はインフラのレイヤーに入るらしい。

なるほどどうりで、ビジネスは教育に、変われ変われ、変化が遅い、と常にいうわけだ、と納得したり、今はビジネスが力を持っていて、というか、それ以外のレイヤーのあらゆるところに侵食してるように感じるので、もっとゆっくり生きよう、という、文化や生活スタイル、の、バランスを取ろうとする力が出てくるんだな、とか、いろいろと納得することが多かった。

思い出した、ガバナンスが、インフラと文化のあいだに入るレイヤーでした。

それでは、また。

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