【日記】8.13あたり | 季節に合わせて心の調子が上がったり下がったり
立秋が過ぎた。少しずつ少しずつ、日が短くなってきた。子どもの足元をとんぼがすい、と通り過ぎていった。地面にころんと転がる蝉を、見かけることが増えてきた。夜、肌を撫でる風が心地いい。
秋の気配は、目を凝らして、耳を澄ませば、少しずつ近づいてきているのがわかる。疲れが溜まっていて心も身体もあまり元気がなかった2、3週間だけれど、季節がめぐるのにあわせて、少しずつ元気になってきた気がする。毎年、夏から秋にかけて季節がめぐる時期は元気になりやすいみたい。
東京に住んでるから、季節とか自然とか、そういうものに心の調子の影響なんて、影響受けてないだろうと思っていたけれど、でもどれだけ自然のないところで過ごしていようと、天気や気温や日照時間の影響は受けているみたいで、だからそうした自然に合わせて、調子があがったりさがったりするのは、思いどおりにいかなくてもどかしいときもあるのだけれど、あがったりさがったりって、自然なことか、と受け入れやすくなったりもする。
日々是好日の本に、わたしはすでに季節のなかにいる。疲れたら季節のなかにいれば、身を委ねればいい、と書いてあったと思うんだけれど、うん、そうだ、春も、夏も、秋も、冬も、身を委ねて、泣いたり笑ったり、嬉しがったり悲しんだり、寂しさをあじわったり、したいなと思った。
それでは、また。
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