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11.15

週末の午前中はだいたい夫が子どもを連れて公園に行ったり散歩に行ってくれたりするんだけれど、昨日はオーボエのレッスンがあるとのことで途中でバトンタッチすべく裏の公園まで出る。最近はずっと別の公園で遊んでいたので、裏の公園は気づかないうちにすっかりイチョウが色づいていて、午前中とはいえ、斜めに差し込むオレンジ色の光に照らされていて、木漏れ日が揺らめいていて、とてもきれいだった。

好きな季節、ってそんなになかったけれど、こんな秋晴れの日の、紅葉した季節がいちばんきれいかもしれない、と思う。紅葉を見に行くのも良いけれど、思いがけず見つける季節の美しい景色は、心を打つ。

書く、というのは定点観測、みたいなもので、そのときの自分が何を考え感じていたのか、というのが、だいたいどんな文章を書いていてもわかるので、体重の記録みたいなもんだと最近は思う。書くだけじゃなくて、写真を撮るとか、絵を描くとか、動画を撮るとか、短歌を書くとかもそう。うちのおばあちゃんはもう何十年も、記憶に残ったことがあるとそれを川柳にして残していて、とてもすてきだなあと思ったのだけれど、書く、記録する、という行為は、自らの状態を把握し整えていく、という点で、健やかに生活していく上で非常に助けになっている。

それでは、また。

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