10.5
息子の便秘が相変わらず治療中なのと、先週からは加えて原因不明の蕁麻疹が続いていて、薬は飲んでいるけれどなかなか良くならず、心配事が増えて心がどんよりと重い。生理も遅れていてさらにどんよりを加速している。窓で切り取られた空の向こうは、すっきりくっきりとした秋晴れなのだけれど。
前に内向型・HSP型について書いたことがあるのだけれど、こういう気質を持っている人が子育てするときにはもちろんメリットとデメリットがあって、そのうちのデメリットは、人との境界線が薄いがゆえに、子どもに同調しすぎてしまってしんどい、というのがあるなあ、と、ひしひし感じている。息子が便秘で泣いていると同じようにつらいし、蕁麻疹が出ているととても心配で、できることはやったのに、やきもきしてしまう。親と子の課題の分離(これはアドラー心理学で知った言葉)が適切にできていないと、他者との境界線が薄いHSP型の人は子どもがつらいとき、親としての自分も同じくらいつらくなって、「子育てがしんどい」の大きな原因となる。
さて、この「子どもがつらいときに子どもと同じくらい、もしくはそれ以上につらくなってしまう」同調現象に、どう付き合っていけばいいのか。これ自身は、子どもの課題ではなく親の課題である。私のなかではまだ答えが出ていなくて、毎日もがき中。ひとつは、小さいことでも気がかりなことが積み重なると心が重いので、誰かに話すこと。私は夫に「癒やしbot」スイッチオンしてと言って、だーっとしゃべったあと、siriみたいにbotな感じで返事してもらう、みたいなことをしている。botモードに切り替えますよ、と宣言しないと解決してほしいんだな、と思われてしまうから。でもそうじゃなくて聞いてほしいんだよー頑張ってるねーって言ってほしいんだよーということなので、botモードにして話している。これは話しているうちにbotモードに笑えてくるのでけっこうおすすめです。
もうひとつはこうやって文章にしたり、文章にしなくても紙に書いて気持ちを整理したりして、紙をびりびりそのあと破いて捨てるのはすっきりした。
最後はやっぱりなんだけれど、集中できる何かを持つこと。本とかドラマとかのエンタメ系も良いけれど、個人的には少しストレスのかかる、つまり集中してやらないといけない系のことが良いと思っている。月1で習い事を始めるとか、締切のある勉強レッスンに申し込むとか。できれば、それをやっていないときでも少し考えてしまうような、ちょっと負荷の高いものが良い。もちろんこれに仕事も当てはまるんだけれど、仕事は大きなストレスともなりうるので塩梅が難しいものではある。
次は子どもと親の課題の分離について書きたい。
それでは、また。
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