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教科担任制のメリット

学年で一部教科担任制を取り入れており、3クラスで道徳・書写・外国語を教科担任として、自分のクラス以外の2クラスにも授業を行ってます。

働き方改革の一環として、一部教科担任制の導入が挙げられていましたが、メリットもあればデメリットもあるのだと思います。

今回は、一学期間教科担任制を行ってみて感じた、メリットを書いてみたいと思います。

1 授業スキルの向上


同じ教材を使って3回行えるわけですから、通常1回目よりも2回目、2回目よりも3回目とスムーズになるはずです。1回目にうまくいかなかったところをすぐに改善できる場があるのは素晴らしいことです。(通常は早くて1年後ですから・・・)こちらに余裕が生まれるので、子どもたちの反応を受け止める余白ができるのではないでしょうか。

2 90通りの問い返しができる


一つの発問をした時に、子どもたちがどんな反応をするのか?教材研究をする時には、いつもそれを考えながら発問を考えているわけです。一クラスだと30通りなのが、単純に3倍になりますので、より多くの反応をもらうことができます。90通りの反応に対して、教師がどのように問い返したり、反応したり、違う子に繋いだりするのか。教師の問い返しの技術を高める絶好の場になるのではないでしょうか。


3 一つの教科にかけられる時間が増える


これは、働き方改革が、「ラクになる」という視点ではなく、「かけるべきところに時間をかけられるようにする」という意味をもつことを示しています。小学校ですので、各教科満遍なく、のスキルも必要ですが、1教科を極めることも一部では必要だと思っています。今年は外国語、のように、少しずつ幅を広げる意味でも、メリットになるのではないでしょか。今回は外国語を担当していて、否応無くALTの先生とのコミュニケーションの場が生まれるので、英語力の向上にも役立っています。(多分)


おわりに

今回は、「教科担任制のメリット」をテーマに書きました。

お読みいただき、ありがとうございました。

ご参考になれば嬉しいです。


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