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社会科をMagic変換! <実践編> 冬の学び#3

前回の記事に引き続き、社会科をMagic変換しよう!という話題です。

Magic社会科で、社会科の進め方をアップグレード!!

今回は、実践編ということで、実際にどのような事例が考えられるのかをお示ししたいと思います。

3年生の事例

3年生の事例です。

3年生の学習は、身近な地域(学校のある市町村)の概要や、働く人の様子について学習していくのが主な内容です。

身近な地域の様子を学習する目的を持たせるためには、「誰かに紹介する」という場面設定がわかりやすいと考えました。市町村の中の、人が多く集まるところ、工場が多いところなど、それぞれの場所の特徴をつかむことで、紹介するネタをつかむことができます。単元は、次のように進めます。

3年生から始まる社会科。その最初の単元は、自分たちの住む地域について学びます。

この単元では市の様子を大まかに理解して、白地図などにまとめることがゴールです。

 理解のゴールは変わらないので、まとめるゴールを変えてプロジェクト型にしてみます。

 例えば、○○に自分たちの△△市を紹介しようといったプロジェクトにします。

 いきなりプロジェクトだけを提示しても、子どもの気持ちと離れてしまうので、オリンピックなどのイベントと結び付けるようにします。

オリンピックで○○市に来る人に紹介しよう、などです。

 プロジェクトをスタートする中で、どのような内容を伝えたら良いかを話し合います。

 話し合いの場面をつくることで、思考力等のゴールである何に着目するか、という視点が出てきます。

 その視点をもとに情報を集めていくことになります。

 情報を集める際には、実際に調べなければいけないとよくわからないことも出てくるので、探検にでかけることもあります。

 こうしてプロジェクトを進めていきます。

社会をつくる力を育てる授業づくり⑦ 自分のまちを紹介するプロジェクト<1>より
https://note.com/chike2/n/n87541c581003?sub_rt=share_pw

このときはオリンピックでしたが、他のイベントでもいいですし、外国の方だけでなく、他の市町村から来る方々、引っ越してくる人たちなど、相手意識はさまざまに工夫できると思います。


お読みいただき、ありがとうございました。ご参考になればうれしいです!


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