わたしにとっての描くということ (個展に向けて準備つつ
こんにちは~。
わたせちかです。今週末?16にちから、はじめての個展が
金沢のギャラリーカフェmuseeさんで開催されます。
そんなわけで、個展の準備もモソモソしつつ、最近憶う
「描くこと」に対してのこととかを書いておこうかなと。
最近はいろんな人たちの絵を見たり、描いている人たちと一緒に絵を飾らしてもらったりということが増えてきました。
その中でやっぱり気になるのって
「水彩の絵ってみんなこういうかんじで描いてる…そういうふうにしたほうがいいのかな??」
と思ったりとか
「油絵ってやっぱりもっとこの辺にイエローオーカーかけたり皆してるなあ」
みたいな、皆がやってる描き方みたいのが少しずつわかってきて
「なので、自分も絵を描くときはそうしなきゃ(=上手い絵)」
みたいな式がある気がして、すこしオロオロしていました。
その一方で、「絵柄や表現方法が誰かに似てないか」の恐怖もあったりして、もっと突飛な、誰もしてないような方法で描かなきゃいけない??と悩んだり。
あれー、絵を描いてたときって、そういうことそもそも考えてたっけな?ってちょっとションボリしてみたり。
で、個展の準備もしながら今までの自分の絵をしげしげと眺めたりもしてたんですけど
あ、でもわたしって、描きたいものをたのしく描くことに関しての天才だから、上手い下手とか、他人の評価に重きを置いてるんじゃなかったよなあ、と再認識。
あなたにとっての絵を描くことってなんですか?っていう質問がついったーのなんかであったと思うんだけど
それに対して浮かんだわたしの答えって、「貧乏ゆすりみたいなもん」だったんですよね。そんなにむつかしく考えずに呼吸するように絵描いてる。
そしてそれが楽しいので、それでおっけー、みたいな。
そもそも絵に対して上手いとか下手っていう感性が人とズレてるのかもしれないけど、わたしにとっての絵の上手い下手って、自分がどんだけ納得できるようにかけたか、お気に入りの絵かってことだと思うので
この辺は、色んな技術を学ぼうとしたり、ほかの方の色んな絵を見ていくうちにだんだんだんだん揺らいだり薄れていってしまいがちな感覚。
でも絶対自分の芯であり軸でないといけないと思ったから、
これは忘れないように、しっかり、これからもおもっていきたいなあ。
なので、個展に並ぶのはみんなわたしのお気に入りの絵たち。自分の中で完成されたわたせの世界を視覚化したもの。
第三者からみたらきっとトンチンカンだと思いますが、楽しんでみてもらえたらそれで嬉しいです。
確か個展を決心したときは、30点は飾ろう、っておもって
それから画材屋さんでバイトをしながら毎日描き連ねていった結果、いま準備してたら60点超える数の準備が出来たので、多分飾りきれない…
ので、個展でお迎えくださったらすぐにお持ち帰りしていただいて、
空いたスペースにまたつぎつぎ飾るかんじにできたら嬉しいなぁと思ってます。
応援してくれたらたすかります