むすこと私 day1

今日はむすこの課題テストの日である。

中1のむすこの1学期の期末テストの順位は180人中135位。

夏休みはもちろんゲーム三昧、YouTube三昧。コロナのせいで部活もずいぶん少なかった。

いや、やればできる子なんです。

やる気さえ出せれば。

「勉強しなさい」って言うのは逆効果なんでしょ?

ちゃんとわかってますよ。

中2ぐらいになったら、周りを見て自然にやる気になるはず。

なんて言ってて、そのまま中3になってしまった人たちを私は何人も知っている。私は幼児さんから中学生までを対象にした英語教室をやっているのだ。

こどものやる気を待っていたって、都合よくやって来てなんかくれない。

「うちの親は一度も勉強しなさいと言わなかった。」

と成功者が言うのも聞いたことがある。

うらやましいの一言。

いや、言われなかったのがじゃなくて、言わないで済んだ親御さんの方が。

たいていは、「親が言ってもやらないし、言わなければもっとやらない。」じゃないだろうか。

おまけにうちの子は、ADHDっていうやっかいな性質もあるので、ちょっとでも気に障ることを言うと、すぐに逆上してキレル。

ものすごく面倒くさい。

別に勉強できなくてもいいじゃないか。勉強しろと言って親子関係が悪くなるよりは、子どもの自主性に任せて、仲良く暮らした方がいいに決まってる。自分の人生なんだから、勉強するかどうかは自分で決めればいいんだ、とリベラルを決め込んでいたのだが、いや、本当にそうだろうか?

小さいうちは夢の中、とシュタイナーを信じてバイリンガル教育も何もしてこなかったおかげで、ハーフでありながら日本語しか話せないわが子。大きくなってから英語を教えようとしても、反抗期はエスカレートするばかり。

おだやかに、ほんわか育てたかったんだけどなー。

別に今の時代、学歴なんてそれほど大事だと思わないんだけど、自分のしたいことが見つかった時に、その道を究めていけるほどには勉強しておいてほしい。そして何よりも、「自分は勉強ができない人間だ」と思わないで欲しい。親のエゴかもしれないけれど、親だからこそ、親としてしてあげられることをしておきたいのだ。

私が見放したら、むすこは本当に自分はダメだと思ってしまうのではないか。それが一番心配だ。

だから、トップを目指す。

うわ、極端だな。

いや、ダイエットも穏やかにやるよりは、ラディカルにやった方が成功するではないか。勉強もやるからには目標を高く持って志でやるべし。

何よりも、「君ならできる!」と親の私が思っていることがむすこには大事なんじゃないかと思う。

だから、やるのだ。

こうしてむすこが難関校を目指す日々が、はじまるのだ。

まずは今日の課題テスト。

目標は二桁。

クリアできなかったら次のテストまでゲームはなしというルール。

結果はいかに?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?