ベッド女性

好きな人の前では「元気な私」でいたい!という心理

好きな人の前では「元気な私」でいたいの♡
だって大好きなんだもん!

・・・と書くと、すごく乙女というか健気というか、普段の私からすると「バカじゃねーの!?」って一刀両断したくなるような響きではあるけれど、実は私にはこんな乙女な部分があるようだ。

乙女というか、

「おっ!今日も元気か!?」
「あっしはいつも通り元気だぜ!」
「さーあっしの元気を持って行きねぇ!」

の方が近いかもしれないけど(爆)

とにかく好きな人の前では元気な自分でいたい。

今さらながら、心底そんな自分に気付いてしまった。


・・・。

実は最近、色んなことですごく感情を揺さぶられる出来事が続いてた。

そして仕上げ(?)として、数日前の夜、帰り道を歩いてたら変な人に話しかけられて、そのまま付いて来られるっていうプチ事件が起きたの。

その時、初めて「こわい!」って思った。

別に、こういうこと自体は初めてじゃないんだ。

今までも痴漢されそうになったり露出されたり、変な人に追いかけられたり、そういうことは何度もあった。その度に自分で冷静に対処してきたつもりだし、「こわい」なんて思ったことなかった。

でも今回は「こわい!」って思った。

知らん顔してコンビニに入った後で、ほんと心臓がバクバクしてきて、咄嗟に手にスマホを持って「電話・・・!」って思って、でもそこで誰にも電話できなくてね。

誰に電話するんだ?
電話してもどうにもならない。
てかこの「こわい」は適正なのか?

って頭が動き出したから。

だって「怖いから落ち着くまで電話繋いでて」とか、ほんと生産性ないよね(爆)。電話掛けられた方も困ると思った。だから結局、いつも通り1人で冷静に対処して帰った。


・・・。

でも後から冷静に考えてみれば、「こわい」に適正も何もなかったわ。

そりゃー夜変な人に会ったら怖いよ。
当たり前じゃん。

でも私は「こわい」って思うことも、その時に「誰かに電話を繋いでて欲しい」って思うことも、随分長い間自分に禁止してしまったらしい。

頼れる誰かの顔は何人も思い浮かぶのに、それでも私が誰にも電話をかけれなかった理由。

・・・それを考えてたら、「好きな人の前では元気でいたい」に行き着いた。


女友達や彼、片思い中のあの人。

そんな広い意味での「大好きな人たち」が弱った時、私に連絡をくれるのは嬉しい。だけど私が弱った時に連絡をするのはだめ。

大好きな人たちが怖い時や不安な時、黙ってそばにいる相手に私を選んでくれたら嬉しい。だけど私が怖い時に「そばにいて」ってお願いするのはだめ。

・・・そんな矛盾した基準が、確かに私の中にある。

ずーっと長い間あったみたいだ。

いつだって私は、好きな人の前で「元気な私」でいなくちゃいけないような気がしてた。私が元気を分けてあげる側でいなくちゃいけない気がしてた。

そうじゃなければ、愛されないと思ってた。

だから「怖い」も「寂しい」も全部飲み込んで、いつも頭で考えることに必死で、ただ「怖いからちょっと電話してもいい?」っていう言葉すら、一度も言えたことがなかったよ。


好きな人の前では元気でいたい。

これはほんとに100%本心なんだけど、でもこれをずーっと続けてると、ものすごーく疲れるってことに今さら気付いたよ。

「元気でいたい」はいいけど、
「元気でいなくちゃ」になったらだめ。

元気な自分だけしか見せられない相手なら、どんなに努力したって早々に終わりが来てしまうのだろう。

怖い時に「怖い」って言う。
寂しい時に「寂しい」って言う。
ヤバイ時は「もうだめだー」って言う。

お互いそれができる相手と関係を築いていけて、それが本当の意味で「元気な私」に繋がっていったらいい。

そんな風に思うようになりました。

いつも読んでくださりありがとうございます!直近でいただいたサポートは、引っ越し先で使う新しいカーテンと木の食器のために、大切に使わせていただきます(2019年3月末現在)。